後アトランティス文化期の夢見(6)しし座の恒星10個の意味
しし座の主要な10個の恒星の夢見から、各恒星の意味をまとめました。座標は西暦2000年のものです。
アルテルフ:λ(ラムダ)星
獅子座17.52度。
女性的な印象。育む。寄り添う。ハトホル、イシス、セクメトなどの印象も近い。獅子を導く母親、または妻。王の夜の顔。
星座では獅子の口の位置にあるが、イメージとしては獅子の前を歩いて誘導する存在。
アルゲヌビ:ε(イプシロン)星
獅子座20.42度。
Wikipediaでは、ラス・エラセド・アウストラリス (Ras Elased Australis)という名称が先に書かれている。てんびん座にズベン・エルゲヌビという恒星があるので注意。こちらはアルゲヌビ。
最前線に立つ。選択肢の取捨。先発隊。最新情報を手に入れる。レグルス同様、汚れ仕事もするが、レグルスは蹴散らす力が強い。アルゲヌビは退路を知っている。
ラサラス:μ(ミュー)星
獅子座21.26度。
未知のことを知ろうとする探求力、好奇心。すべてを解明しようとする。範囲を広げること。何でも挑戦するが、危険や失敗とも隣り合わせ。乗り切る力。
アダフェラ:ζ(ゼータ)星
獅子座27.34度。
死と復活に関係する星。主に復活に関わる。再生、誕生。古く価値のあるものを復活させる。生と死の通路。復活の予定を管理、司る。
アルギエバ:γ(ガンマ)星
獅子座29.37度。
隠されていた王の力。逆境からの快進撃。工夫や応用力が高く、独自の創造性を発揮し、発展させる。
アルジャバ:η(イータ)星
獅子座27.54度。
Wikipediaにはη星とのみ記載。astro.comにはアルジャバ(Al Jabhah)とある。
死と復活の、死のほうに関係すると思われる。アダフェラと対になると考えても良いだろう。天に呼び戻す手綱。舵を取り、余計なところに行かないようにする。死神のように余分なものを刈り取り、本来の道やサイクルに戻す。
レグルス:α(アルファ)星
獅子座29.50度。
獅子の心臓。広く影響をもたらすもの。蹴散らす力。聡明な王。権力に汚れることもある。商業的な才能や、その成功者。
ゾスマ:δ(デルタ)星
乙女座11.19度。
神の台座、天との繋ぎ。伝達者。神との契約のために地上で犠牲を払う。また、犠牲者や弱者を助ける。導く者。失われたものや、傷を負ったものを保護する力。
シェルタン:θ(シータ)星
乙女座13.25度。
永遠の試行錯誤。結果よりも過程に生き続ける。それは結果や結論を死物と捉えているため。穢れを嫌い、前線には出ない。ゾスマと似て弱者になりやすいが、それは地に落ちないために必要なこと。地上での大きな成功を望まない。
デネボラ:β(ベータ)星
乙女座21.37度。
アウトサイダー。集団の外側から見る力。型に嵌らず服従しない。ゾスマやシェルタン同様、前線には出ないが、デネボラが目を向けた部分には無意識的な変化をもたらす。また、獅子の行き先を変えることもあり、大きな変化を生む場合もある。デネボラは獅子の尾の位置にあるが、ネコ科の動物が走る時などに尻尾でバランスを取るイメージと似ている。
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マガジン:後アトランティス文化期
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