クオリティアップ part3 その他シンセ編
前回まではFunkotの主要部分であるビートとメインのベースについて紹介してきました。今回のパートではその他裏打ちのベースやシンセゲート等、グルーヴ感を更にマシマシにするパーツのご紹介です。
まずは裏打ちベース。これはかつてはSytrusのPerc 2なんかがいいと言われていましたが現地のサンプル使ったほうが僕はやっぱりそれっぽくなると思っているので、ここでも普段ならば現地のサンプルをサンプラーにぶち込んで使用します。ですが、LM先生配布のサンプルの中に裏打ちベースが見当たらなかったので、今回はPerc 2を使います。そういった素材の入手法については後ほど・・・僕にシンセの知識があればプリセット作れるんだけどな。申し訳ありません。
次にいわゆるbailarと呼ばれるAcid系のシンセ。1拍目と3拍目で鳴ってるブーッってやつ(伝わるかなこれ・・・)です。これはVECにいい感じのがあったので、VEC1 Sounds Acid 13 Bをサンプラーにぶち込みます。ただAcid系の音はちょっとピッチがずれてることがあるのでサンプラー側でfineなどをいじって調整してやる必要があります。今回はGrace側で+67cntしました。bailarはない曲も結構あるので入れるかどうかは正直好みですが僕は入れたいので入れます。
ちなみにシンセだとNexus2のXP Dance Vol.3のLD SandstormとかZ3TA+2 Leads HardのSandstorm FGとかそのへんの音がいいと思います。僕は普段Nexus2のを使ってます。SerumやSylenth1でも似たような音は出せるようなので以下の物とか試してみるといいかもしれないですね。
次にシンセゲートです。薄くなってることが多いのですが、今回はSylenth1の299:LD SupersawをPadみたいに鳴らして、A1TriggerGateでゲートをかけてそれっぽくします。今更ですがコードはCmです。
それらを全部乗せるとこんな感じです。ビート→メインベース→裏打ちベース→bailar→シンセゲート→全部乗せ の順番で流しています。
さて、どうでしょうか。ここまで来るとかなりそれっぽくなってきますね。
次のpartでは作り始めた人、作ろうと思ってる人がかならずぶち当たる壁「ボイスやビート、フィルなどの入手方法」について解説していこうと思います。次のパートは制作講座というより心構え的な部分とか探し方についてなのでなんというか今までとはちょっと違った感じになるかな……まあお決まりであるあの言葉も言わなければならないので。(Funkotをよく知ってる人なら察しがつくかもしれません)
とにかく頑張って今後も書いていくので宜しくお願いします。
Funkotの人口、もっと増えて欲しい……