クオリティアップ part5 展開とか
さて、この記事群も大分量が膨大になってきましたね。ひとまずこのへんで一区切りかな……と思っていますが、まだ書いてないことを思い出したらまた書き始めるかもしれないです。
取り敢えず前回までで必要な音や素材はある程度揃ったものとします。そうすると残る疑問は「Funkotの展開ってどうなってるの?」だと思います。
これに関しては、関西で活動されているDJtagosakuさんのブログに詳しく書かれています。
いやこれじゃただの丸投げなんですよね。せっかくなんで1曲ショート尺で作ってきました。それを使って簡単に解説していきましょう。
ちなみに今回の曲は前回までで作ったビートや回収してきたサンプル、それから比較的入手し安いと考えられるTTEやVECの声ネタを多用して作ってみました。思ったより大変だった。あとbailarだけNexus2に変えましたすいません。
以下はプロジェクトの画像です。
人生で初めてマーカー打ってDTMした。
まずひとつ重要なのが、DJが繋ぐためのイントロアウトロが同じ時間用意されている、です。これはDJに使って欲しい曲を作るぞ!って人以外はあんまり気にしなくてもいいかな…とは思いますが一応。
見て分かる通り、真ん中らへんは割と自由な展開をしているにも関わらず、画像でいうと1~6,12~終わり(時間でいうと0:00~1:16,3:33~end)までが同じ長さをしています。DJに使われるトラックを目指すのであれば、音がだんだん増えていくイントロと音がだんだん減っていくアウトロをつけよう!という話です。音の増減については上記トラックを聞いてもらえればわかると思います。
これは以前作ったパンダヒーローのRemixにマーカーを打ったものです。フル尺ですが、ちゃんと最初と最後(1~6,22~end)が等間隔になってるのがわかると思います。
極論を言ってしまえば、このようにしっかりつなげる尺でイントロとアウトロを確保して中の展開で急にFutureBassになったりHardtekになったり、BPMを下げたっていいわけです(ずっと説明してませんでしたが、Funkotの中には途中でBPMが下がる"ダウンビート"なるものが存在します)。特に最近ではFunkot Revolutionというムーヴメントが発生しており、革新的なトラックが多く誕生しています。それについてはyumaくんという若手Funkot DJがnoteでまとめてくれています。
そのため、普段別ジャンル作ってるけどFunkot興味あるよ~って人は是非チャレンジしてみて下さい。国内どころか現地の人まで驚かすようなトラックを生み出せるかもしれませんよ。
というわけで、ここまで俺はこうやってFunkot作ってるよ!という知識をただただ書き殴ってきましたがいかがだったでしょうか。皆様のお役に立てたならば嬉しいです。ちなみに上記の曲はFreeDLなので自由に使って下さい。
【2020/5/7 追記】
River Flows In YouのRemix、Stemデータを公開しました!是非参考にして下さい!
https://drive.google.com/open?id=1LdMlFki3B8omtlr1Lm5NYx_HjTKwS3O8
後、これについても書いて!などリクエストありましたらコメントかツイッターにてなにか送ってくれるとありがたいです!書ける範囲と気力次第で書きますので、宜しくお願いします!
↓↓↓連絡は以下のアカウントにお願いします↓↓↓
皆さんのFunkotトラック制作、楽しみにしております!
※以下、宣伝タイム※
今回は記事作成のためにサンクラの容量が足りず別垢を作りましたが、普段はこっちのアカウントに色々上げています。
フル尺フリーDLの曲とかも置いてあります(Funkotじゃない曲も作ってます)ので、是非是非チェックしていただけたらと思います!DTMモチベ出てきたし出すって言ってたEPも頑張って出しますので宜しくお願いします。
まだ品揃え少ないですがbandcampもあります。ちょっとだけFunkot売ってます。
https://powdercheese.bandcamp.com/
それでは宣伝も終わりにして、この辺で!
また色々落ち着いたら、現場とか飲み屋で会いましょう。
PowderCheese