クオリティアップ part1ビート編
【注意】このシリーズはあくまで「俺はこうやってるよ!」というのをまとめてる物です。ああしろこうしろと指示するような内容ではありませんのでそれを踏まえた上で御覧ください。
こんにちは、PowderCheeseです。英語表記で名乗るの何時ぶりだろう。珍しくまともな記事になります。表現が固かったり回りくどかったりそもそも乱文なのは許してください。
最近Funkotを作る人が目に見えて増えてきてるように感じてジャンルに携わる人間としてとても嬉しい限りです。ただ、「Funkot作ってみたはいいもののなんか違うな……」とか「作ってみたいけどマジでよくわかんないし先人達にボコボコにされそうで怖い」など正直ハードルが高いジャンルでもあります。
しかし、そのハードルも最近は現地の方が直々にサンプルを公開してくれたり作り方をYouTubeで説明してくれていたりと、その高かったハードルが下がりつつあります。僕が色々やり始めたのが2016~2017年にかけてだったのですが、その頃に比べて格段に触りやすいジャンルになったと自分でも感じるので、今回は初めて作ってみる人やクオリティを上げたいって人向けに「とりあえずこれやっとけ集」的な感じで雑にまとめることにしました。興味がある方は見ていただけると嬉しいです。
早速本題に入ります。まずはこの動画、Living MirageことApin17先生(現地のレジェンドです)が公開しているこの動画の概要欄のリンクからサンプルをDLしてきてください。
まずクオリティアップに大きく影響するのが、「使用する素材」です。現地の方や国内のFunkotメインで活動してる人の殆どは現地の素材を使っていると思います。わかりやすいのがキックで、なんというか近年のEDM等に比べて丸いというか独特なんですよね。ここで大きく「それっぽさ」が出てくると思います。比べてみましょう。
まずはみんな大好きVEC等現地の素材をほぼ使わずにビートを組んだパターンです。
悪くねえけどなんか違うな~~って感じが僕はします。次にちゃんと現地の素材を使ってビートを組んだパターンです。
若干キック選びやミックスは雑ですが、それなりに現地感が出てきたと思います。これだけで大分変わってくるのでまずは「リズム隊を現地の素材でなるべく賄う」をやってみましょう。
ちなみに先程DLしたファイルの中にBeat NDJ.wavってやつがあると思うんで、まずはそれを使ってみてください。これはパーカスとかも大体載ってるんで単体で使えるかなと思います。ちなみに大体はわざわざビート組まないでこうやってループの素材を使うケースがほとんどだと思います。お手軽ビートループ、積極的に使っていきましょう。
長くなりそうなので適当にこの辺で締めておきます。怒られたらやめます。
【2020/11/11 追記】
しばらく追記を忘れていましたが、日本で活躍しているリミキサーでDugem Rising所属のAkiくんが更に細かくパーカッションやフィルの解説をしてくれています。メチャクチャ参考になるので更にクオリティアップがしたいという方は是非見て下さい!(私自身が気づいてなかったことも書いてありました)