クオリティアップ part2.5(DAWとかのお話)
前回最後の方でFL持ってる人は~~みたいな説明をしたと思いますが、Funkotにおける使用DAWはFL Studioが殆どで、FLでループを作ってACIDを使って組み立て、という手法が昔から使われています。最近だとFL単体で作ってる人も結構出てるっぽいですが何故そんなにFLが使われているのか……という番外編的なお話です。
FLにはデフォルトでプラグインがめっちゃついてますが、その中にSytrusというVSTiがあります。これが昔から使われている物で、次で解説しようと思っている裏打ちのベースとかメインのシンセリフまで幅広く使われています。
Funkot聞いてると1度は聞いたことのあるあの音、実はSytrusのプリセットまんまで使われています。例えばPlatinum SawやSatan FM、Fat Saw辺りですかね。このへんも使っておくとそれっぽさがお手軽に上がります。こんな感じの音です、1度は聞いたことあるんじゃないですか?
じゃあFL買ってないよ!Cubase買っちゃったんだけど俺はFunkot作れないの?って思う方もいるかも知れませんがそんなことは全然ありません。
FLは体験版であればSytrusなども普通に使えますし、現地式と言いますか、そんな感じで書き出してループとして使うことが出来ます。
ちなみに僕はREAPERに慣れてるのでそれを使っていますが、REAPERだとFLがRewireで作動する(DAWをVSTiとして起動する)ので、FLの音が欲しいときはその手法をとっています。はっきり言って力技なのでおすすめできるものではないですが・・・
それからリードシンセとして使用率が高いのはNexus 2やSylenth1辺りですかね。あの辺の若干古い感じの音が非常によくマッチします。ただ、最近だとSpireを起動しているチュートリアル動画などもあるのでこの辺は割と自由です。制作に慣れてきたら色々実験してみるのもいいと思います。
以下はダウンビート(途中でテンポが下がるFunkot)の解説動画になりますが、Spireが使われています。
まあ大体こんな感じです。まとめると
・とりあえずFLでさっき言ったプリセット使っておけばそれっぽくなるよ
という話です。1行でまとまるならツイッターでええやんとか言わないでください。
おわり
あとリードの比較で使用したフレーズはこちらの曲を制作する際に作ったものなのでぜひ聞いてみてください(唐突な宣伝)