🐍月食サロス128番の旅 29/71(6)

新月まで、まだ少し間がある。
月食サロス128、29回目/全71回、 1809/04/30の部分月食


ドラコニックジオセントリック


5の系列

 エリス:♋5: An automobile wrecked by a train. [列車に破壊された自動車]
 天王星:♈5: A triangle with wings. [羽のある三角]
 水星:♍23: An animal trainer. [動物のトレーナー]
 
 自動車は列車に破壊された。列車もやがてより大きな何かに破壊されるのだろう。自動車に乗ったままでは列車には乗れない。大きなものと一体化するには小さな器は壊されないといけない。♋のサインですが、♏と似た雰囲気がある。同じ水のサインですしね。
 三角には羽がついて、こちらだという方へと飛べるようになる。羽が欲しかったかというと、わからない。羽を欲した三角だから羽がついたのかもしれない。
 それなら、自動車も、わざわざ列車に破壊されに行ったのかもしれないし、動物もみずからトレーナーのところへと出向いているのかもしれない。


4の系列

 冥王星:♌13: An old sea captain rocking. [揺れている年を取った船長]
 海王星:♉4: The rainbow's pot of gold. [虹にある金の壷]
 キロン:♋13: One hand slightly flexed with a very prominent thumb. [とても目立つ親指で少し曲げられた一つの手]

 4の数字を手で表そうとしたら、親指を折るじゃないかと、なにか当たり前のことを忘れていた。♋13のシンボル。目立つ親指でも、4を示したいときには曲げられる。
 rockは岩なのに、ingすると揺れるのだという。An old sea captain rock で翻訳すると、"古い船長の岩" となった。岩を目印にして、揺れている。その岩が、船長が、オリジンの起点になったのかもしれない。四方向の十字で止められた船はそこで振動する。
 虹が金の壺へと注がれているのか、金の壺から虹が溢れ出ていくのか、いずれにしても、壺もまた虹を止める支点のような役割にも見える。円い虹を切って繋いだの? いや切らないままで、ぎゅっと絞って繋いでもいいかな。一つの円の虹から、四つの小さな円の虹へ。






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