🐍日食サロス116番の旅 62/70(1)
今週はちょっと忙しくて月食の続きが更新できませんでしたが、新月も過ぎましたし、日食に移りましょう。
日食サロス116番 62/70:1827年4月26日の金環日食
まずエスペナックさんへの謝辞
"Eclipse Predictions by Fred Espenak, www.EclipseWise.com"
地図を拡大するとこうなりますので、日本でも北海道や青森ぐらいまでは部分日食が観測できる範囲です。
ヘリオセントリック
キロンとエリスは抜いてみた図。
冥王星、土星、木星、海王星で、3つの90度がありながらも、だんだんとずれていって、四角形には閉じないのがおもしろいなと思いました。
二週間後の月食でもこの関係はほぼ変わりませんが、前の月食図では見落としていました。
冥王星 ♈5: A triangle with wings. [羽のある三角]
土星 ♋8: Rabbits dressed in clothes and on parade. [服を着てパレードするウサギたち]
木星 ♎12: Miners emerging from a mine. [鉱山から出てくる炭坑夫]
海王星 ♑15: Many toys in the children's ward of a hospital. [病院の子供病棟にあるたくさんのおもちゃ]
冥王星は三角ですから、四角形には閉じたくないのかもしれませんね。
この調子でずれていくと、次は♈の19あたりに線ができそうです。
♈19: The Magic Carpet. [魔法のじゅうたん]
ウサギたちと、炭鉱夫たちと、たくさんのおもちゃを載せて、魔法の絨毯が飛ぶんだろうか? じゅうたんもいろんな形がありますが、一般的なのは四角形?
んー・・・、じゃあ、もう一周ずれていってみる?
♋22: A woman awaiting a sailboat. [ヨットを待つ女]
♎26: An eagle and a large white dove turning one into the other. [互いに入れ替わる鷲と大きな白い鳩]
♑29: A woman reading tea leaves. [お茶の葉を読んでいる女]
女がヨットを待っていると、ヨットではなくて、魔法のじゅうたんが上空から降りてきました。
「そこの女、乗りますか?」
「そうね、乗っちゃいますか。」
ただ、女はわりと巨大だったので、それまで乗っていたじゅうたんの乗客たちは全員降ろされて、それから女が、ズンっと、じゅうたんに乗りました。
「ほら、じゅうたん、飛びなさい。」
「あーちょっと、重くて…」
「はい?なんか言った?」
「あ、いえ、大丈夫です。ちょっと形変えてもいいですか?」
「もう、じゅうたんでもヨットでもなんでもいいわよ。早く安定飛行に入って、お茶を出してちょうだい。」
なんか面倒な女を乗せちゃったなーと思いながら、飛行体は白い鳩の形になって飛び立ちました。
なんでこんなお話になったんでしょうか。私もわかりません(笑)。ずれたまま2周もしたからかもしれません。
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