🐍月食サロス128番の旅 28/71(4)

複製じゃなく、編集で(3)に上書きするところでした。あぶないあぶない。


1791/04/18の部分月食

ヘリオセントリックのサビアンシンボル

サビアンシンボルをずらずらっと並べるとこうなります。


地球ポイントを起点にする。

 ヘリオ図の♈0を真上にして、地球ポイントを合わせます。

このときのサビアンシンボルはこうです。

起点は隙間の切れ目にあると思うので、
シンボルって言えないんじゃないかと思っている。

 地球ポイント起点にすると、子供のシンボルが多くなる感じがします。


 対比させてもわりとおもしろい。

 トロピカル水星「荒れた水の上を飛ぶ白い鳩」/地球起点水星「おんどり」。どちらも鳥でした。鳩は新しい土地を探しに飛ばされていきました。おんどりは飛ばずにその土地で朝を告げます。

 トロピカル金星「広く平らな場所の上に吊るされた男」/地球起点金星「歩くことを学んでいる小さな子ども」。吊るされていた紐を外されたら落っこちて、小さな子どもになっちゃったんでしょうか。地上なんて歩いたことないんでわからない。学ばないと歩けない。

 トロピカル火星「男と女のそばでとぐろを巻く蛇」/地球起点火星「装飾されたハンカチーフ」。男と女が載っている布がある。その布の周りを蛇がうねうねと巻きついて装飾を施す。

 トロピカル木星「直接のサービスに注意を向けたため聞き取られなかった間違い電話」/地球起点木星「公共の市場」。市場のセリ人なら、すべての呼びかけに反応できそうですよね。そして最も高値をつけたものに落札させる。

 トロピカル土星「古い象徴に対する新しい形を教える男」/地球起点土星「母親の期待の鋳型にはまる少年」。教えたがりとはめたがりがいる。どちらも形がある。

 トロピカル天王星「表現の機会を待つ人間の魂」/地球起点天王星「病院の子供病棟にあるたくさんのおもちゃ」。病院という隔離された中の、用意されたおもちゃで遊ぶこと。それでも表現の機会にはなるのだろう。

 トロピカル海王星「頭上を飛んでいる飛行機」/地球起点海王星「満月の下の肥沃な庭」。飛行機は月よりも上を飛んでいるのだろうか。それとも月が飛行機なんだろうか。月食にお似合いのシンボルだ。月食の満月で肥沃になる地球。地下から湧き出し溢れかえっている。地球が植え時だよと、上空から見ている。

 トロピカル冥王星「絶望し幻滅した女」/地球起点冥王星「ヨットを待つ女」。待っているということは、絶望しきってはいないんだろうな。

 トロピカルキロン「水の中の魚へと手を伸ばす小さな裸の少女」/地球起点キロン「金髪の幸運の女神」。上から下ろされる手。垂れる髪。魚は少女に引き上げられるのか。それとも少女が落ちて魚になるのか。幸運ってどっちなんだろうね。

 トロピカルエリス「敗北を優美に認める将軍」/地球起点エリス「氷に上でスケートする子供」。やぎ座22度のシンボルを見ると、『わたしまけましたわ』という回文を思い出す。回ったら戻ってくる。ぐるっと囲むスケートの図形。原文はChildrenだから子どもたちだ。たくさんの『わたしまけましたわ』の円がある。


 書けなくなったら止めようと思っていましたが、全部書けてしまいました。まあ何かの関係性はあるのでしょう。というか、関係性は作れる、作ろうとするなら。



いいなと思ったら応援しよう!