🐍月食サロス128番の旅 30/71(5)
月食サロス128、30回目/全71回、 1827/05/11の部分月食
26度の天王星とキロン
天王星 ♑26: A water sprite. [水の妖精]
キロン ♈26: A man possessed of more gifts than he can hold. [持ちきれないほどの贈り物を所有する男]
土の元素のやぎ座に水の妖精。ちょうど今外で雨が降っていますが、風も強くて、建物や木々に雨が打ち付けています。痛そう? 日頃のホコリが吹き飛ばされて、気持ちよさそうにも見えます。
26度は終わりの5度ですが、初めの5度にある♑5は、Indians rowing a canoe and dancing a war dance. [カヌーを漕ぎ戦争の踊りを踊っているインディアン] です。カヌーは水の上を進み、インディアンは水しぶきを浴びながら踊っています。
水を持とうとしても、容器がないと難しいですね。「こんなに水を頂いても、私、持ちきれません。」「じゃあ器ごとあげましょう。」それで男は地球をもらいましたが、それもやっぱり持てませんでした。
♈26に対応する初めの5度は、♈5: A triangle with wings. [羽のある三角]です。ここには冥王星がありました。手なら物を持てそうですが、羽は何かを持ったりはしないでしょう。水の妖精からの贈り物は抱えきれませんが、羽の羽ばたきで水面を揺らしたり、水滴を飛ばしたりはできるかもしれません。
キロンと土星と金星、五角形の一部
キロン ♈26: A man possessed of more gifts than he can hold. [持ちきれないほどの贈り物を所有する男]
土星 ♉8: A sleigh without snow. [雪といっしょにないソリ]
金星 ♒14: A train entering a tunnel. [トンネルに入る列車]
持てた分と、持てなかった分。
カヌーは水の上で漕がれましたが、ソリは雪がないので滑りません。海が凍りついた時には、ソリも役立つことでしょう。でもまだ雪も氷もないので、それはどう使われるのかもわからない。
トンネルに入る前と、入った後。
トンネルの外では役に立った持ち物も、トンネルの中では使われないかもしれません。
でも所有はしているのですよ。手に持ちきれなかった贈り物は、羽で使えばいいでしょう。え、羽、ないんですか? ちょっと冥王星に行って羽つけてきたらいいですよ。水の妖精に案内してもらうといい。
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