🐍月食サロス128番の旅 31/71(1)

前の新月(日食)期間は、あまりちゃんと見れてなかった感じもありますが、それでも地球は周り、月も回り、満月がやってきます。歩を止めずに旅を進めよう。

月食サロス128、31回目/全71回、 1845/05/21の皆既月食



月食サロス128番 31/71:1845/05/21皆既月食の概要

まずエスペナックさんへの謝辞
"Eclipse Predictions by Fred Espenak, www.EclipseWise.com"

イントロダクション
1845 年 5 月 21 日の皆既月食は、右の地図に示されている地理的地域から見ることができます。地図の上の図は、地球の本影と半影に対する月の経路を示しています。図をクリックすると拡大します。図に現れる特徴の説明については、「月食図の要点」を参照してください。

最大の月食の瞬間は、1845 年 5 月 21 日 15:54:30 TD (15:54:24 UT1) に発生します。これは月が近地点に達する 1.2 日前です。月食中、月はさそり座にあります。月食が起こる月のブラウン・ルネーション・ナンバーは -960 です。

この月食はサロス 128 に属し、一連の 71 回の月食のうち 31 番目です。このシリーズのすべての月食は月の昇交点で発生します。一連の食が続くたびに、月はノードに対して南に移動し、ガンマが減少します。

これは非常に浅い皆既月食です。本影食の等級はわずか1.0957で、皆既月食の継続時間は45.3分です。ガンマの値は 0.4281 です。

1845 年 5 月 21 日の皆既月食に先立って、2 週間前の 1845 年 5 月 6 日に金環日食が起こりました。

これらの日食はすべて、単一の日食シーズン中に発生します。

日食の予測は、地上動的時 (TD) と世界時 (UT1) の両方で与えられます。パラメータ ΔT は、これら 2 つの時間の間の変換に使用されます (つまり、UT1 = TD - ΔT)。この日食のΔT の値は 6.1 秒です。


1845年は179年前

1845年のウィキペディアを見てみると、こんな感じで

加筆が望まれている月が多いですね。
とくに記載がないということは、わりと平穏な年だったのかもしれません。


ファラデー、レントゲン、メチニコフ

先ほどの画像の下のほう、日付不詳ですが、ファラデー効果が発見される、と書いてあり興味を引きます。

ファラデー効果(ファラデーこうか)あるいは磁気旋光(じきせんこう)とは、磁場に平行な進行方向に、直線偏光を物質に透過させたときに偏光面が回転する現象のことである。また、この回転をファラデー回転 (Faraday Rotation) と呼ぶ。

ウィキペディア「ファラデー効果」の項より

図としては、ファラデー回転子の図のほうがわかりやすいかな。

ウィキペディア「ファラデー回転子」の項より
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/cb/Faraday-effect.svg/1280px-Faraday-effect.svg.png

ファラデーさんってのは、なかなかスゴイ人なのですが、

どうもこの誕生日からすると、生前月食は同じサロス128番っぽい(28回目)ので、おおー!とテンション上がりました(単純だねー😅)。28回目が楽しみだな。


1845年生まれの人たち

おや、レントゲンさんがいらっしゃる。言わずと知れたX線の人じゃないですか。ということは同サロスに、ファラデーさんとレントゲンさん。光や電磁気って感じでいいぞいいぞ。


イリヤ・メチニコフさん。だれ?

おお、こちらの方も素晴らしい。ナマコを研究しようなんてところから面白いですし、食細胞とか、ヨーグルトとか、私もそのへん興味あります。


ヘリオセントリックのホロスコープ

では最後にヘリオ図見ておきましょう。

基本の惑星だけだとこう。

スッキリしていていいですね。
キロン、エリス、セレスを入れるとこうなります。

天体を増やすと線も賑やかになりますね。ただ賑やかすぎても読むのも大変…

キロンが面白そうな感じなので、キロンは残して、この図で見ていこうかな。


オマケ。
五角形が完成できないかと、恒星探してみましたが、

微妙に閉じてくれないんですよね。まあしょうがない。
テジャトはふたご座の足。ミルザムはおおいぬ座の足。このあたりも関係あるのかもしれないですね。


ホロスコープ見ていくのは次回から。




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