🐍月食サロス128番の旅 35/71(4)


ヘリオセントリックのつづき


地球と金星、
それから90度アスペクト

赤色なアスペクト

 地球 ♑13:A fire worshiper. [火の崇拝者]
 金星 ♌28:Many little birds on a limb of a large tree. [大きな木の枝にとまるたくさんの小鳥]

火を拝む人たちは大きな炎のうねりのよう。枝にとまる小鳥たちは大きな木に守られているよう。鳥たちはそれぞれの声で鳴きました。火の子がパチパチとはねました。賑やか。やがては飛び立っていくのかもしれないけれど、今はまだ大きな全体にいます。


金星から見た地球は134度25分だから
 ♌15:A pageant. [山車]
になって、
地球から見た金星は225度35分だから
 ♏16:A girl's face breaking into a smile. [いきなり笑い出す少女の顔]
になります。

山車の上からは人々が波のように見えていたのですが、一人の少女の笑顔が見えてしまったら、それは波の一粒に目を向けてしまったかのよう。

その金星は赤色の90度アスペクトへの導きです。


 火星 ♉26:A Spaniard serenading his senorita. [恋人にセレナーデを歌うスペイン人]

「あなたのために歌を歌いましょう。」
大きな木にとまる小鳥の一羽が言いました。
少女は不思議そうに木を見ました。

 木星 ♉24:An mounted Indian with scalp locks. [馬にまたがり骸骨の締め具をつけたインディアン]
 天王星 ♒22:A rug placed on the floor for children to play. [子供たちが遊ぶために床にひかれた布]

「やがて馬に乗ったインディアンが迎えにくるよ。」
「そんなことないわ。私はまだ子供だから」
「その布を次の子たちに譲りなさい。その木を次の鳥たちに譲りなさい。」

なんとなく、おとめ座へと押し出されていく金星の気持ち。のような。

「ほらおいでよ、セニョリータ」
「それは私を呼んでいるの?」


金星から見た天王星は173度24分
 ♍24:Mary and her white lamb. [メリーと彼女の白い羊]
天王星から見た金星は186度36分
 ♎7:A woman feeding chickens and protecting them from the hawks. [ヒヨコに餌をやり、鷹から守る女]

「そうだよ、Mary」
名前? 少女は名を呼ばれてしまったの?
名づけられちゃったの?
そして天王星から白い羊を預けられました。
「これのお世話、よろしくね。」

よろしくって、えええー!?


なんでこんな話になったんだ?
金星と赤い糸、だから?


(あ、水星忘れてた。)

「お嬢さん、羊を地上へ持って行きたいの? だったらこれに入れていくといいよ」と、サンタさんが羊をストッキングに入れてくれました。

(無理やり入れたねー)




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