🐍日食サロス116番の旅 64/70(4)
1863/05/17の部分日食、ドラコニックのジオルナ。
0は、1と30の間にある。切り替え点の考察
ドラコニックチャートなので、白道(月の軌道)と黄道(太陽の軌道)の交点が♈0と♎0になります。
☊
♈1: A woman rises out of water, a seal rises and embraces her. [女性が水から上がり、アザラシも上がり彼女を抱く]
♍30: A false call unheard in attention to service. [直接のサービスに注意を向けたため聞き取られなかった間違い電話]
☋
♎1: A butterfly made perfect by a dart through it. [突きとおす針により完璧にされた蝶]
♓30: The Great Stone Face. [巨大な石の顔]
こう並べてみると、♈1と♍30はなんだか似ているように思いますし(水と女性とアザラシがゴチャっとまとまっているのと、目先のサービスと間違い電話がゴチャついている感じ)、♎1と♓30はなんだか似ているように思います(どちらも何かの一つが強調されている感じ)。
☊、☋の記号は、円に閉じられておらず、下や上に穴が開いています。閉じられていない1つの大きな円と2つの小さな円を組み合わせたものにも見えます。
やはり私の感じるところでは、ちゃんと一周回って一つの円を完成させる流れもあると同時に、下の穴から抜け出してさらに☊のテーマを続けようとする流れや、上の穴から抜け出して☋のテーマを続けようとする流れもあるように思うわけです。なぜ抜け出すかって? そこで一周させる円よりも、より大きい円、あるいは、より小さな円へと向かいたいからではないでしょうか?
ドラゴン軸と90度のエリスとキロン
エリス ♋3: A man bundled up in fur leading a shaggy deer. [毛深い鹿を先導する毛皮に包まれた男]
キロン ♋4: A cat arguing with a mouse. [ネズミと議論する猫]
かに座の側なので、☊のテーマ中です。
☊のテーマって何よ? と考えてみますが、それぞれを集める、束ねる、そんな感じもします。そう思っていると、☊の形がUFOキャッチャーのアームのように見えてきます。 そうすると☋のほうは何だ?というと、鍋や壺のような…ウツボカズラの壺に落とされた虫たちは、中の液で溶かされる。
ちょっと話が戻っちゃったかな?
エリスに先導されて連れていかれる場所は、いつもの太陽系内からはちょっと外れたところになりそうです。
人が鹿を先導するのではなく、鹿が人を先導するのだ、と松村先生は説明されることが多いですが、あえて、この文章のままで考えてみると、この男は毛皮に包まれているぐらいなので、人間的部分と動物的部分の両方を持つ存在、新脳と旧脳の分断がなく互いの交流ができるようになっている存在と考えてみるのはどうでしょうか。男と鹿は、毛と毛で既に交流できているわけです。感情の部分ということです。その上で「シカくん、君と話がしたい」と♋4へと連れて行く。
ネコとネズミという違う種族、シカとヒトという違う種族で議論をする。通常そんなことは無理でしょう。でもエリスとキロンだもの、やりましょうよ。感情での交流があった上での議論、思考。そうなるとグルジェフの言うところの高次思考センター?での交流ですか?なんて思ったりもします。ちょっと話を上に持ち上げ過ぎましたか?
でも☊は UFOキャッチャーだったじゃないですか。だったらそれぐらい持ち上げてもいいんじゃないですか? ヒトだけ束ねて持っていってもツマランでしょうよ。ヒトもシカもネズミもネコも持っていって、ワイワイガヤガヤさせなさいよ。
そして5度、6度と続く
冥王星 ♍5: A man dreaming of fairies. [妖精の夢を見る男]
火星 ♏6: A gold rush. [ゴールドラッシュ]
♋3エリス、♋4キロン、♍5冥王星、♏6火星 は小三角を作ります。3、4、5、6という数字の流れもあります。
UFOキャッチャーで連れていかれた世界では、皆が妖精になり、種族の違いは関係なしで交流できるのかもしれません。
同じものを混ぜていても、同じものしかできなさそうです。つまり変化はない。違うものを混ぜることで、新たなものが生み出されてきそうです。
火星は☋以降の側にあります。☊のアームで掴んできた種々の夢を、☋の鍋に入れ、火星の火でグツグツグツ。黄金は生まれましたか?
まあ「金がありそうな気配だよ」と言うだけでも、人やら何かやらは集まってきそうですけどね。予感に群がる人々もまとめて鍋に入れてしまえー
ちょっとぶっとんだことを書いた気もしますが、まあいいか。