🐍日食サロス116番の旅 67/70(8)
金星さんや水星さん
金星はドラゴンテイルのほぼ上で、木星と45度です。
金星 ♎2:The light of the sixth race transmuted to the seventh. [六番目の部族の光が七番目のものに変質する]
木星 ♌18:A teacher of chemistry. [化学の先生]
transmute と chemistry は親近感がありますが、でも金星さん、なんだか一人でポツンといる印象もあります。
地球や月から見れば、内惑星の金星や水星は太陽からそんなに離れることはないですが、この太陽、金星や水星をあまり近くに寄せ付けず、別サインに追い出してるみたいだなあ。
水星 ♌26:A rainbow. [虹]
太陽 ♍17:A volcano in eruption. [噴火している火山]
金星 ♎2:The light of the sixth race transmuted to the seventh. [六番目の部族の光が七番目のものに変質する]
そう言えば噴火していたし、避難しておくのがいいかもしれません。
rainbow があって、light が6とか7とか言ってるのも、関連してるようでいいですね。
虹のグラデーションを何色に分けるのか。ニュートンは「7」にしたかったから 7 にしたみたいな印象を受けますが、7 は神聖な数で特別なんだ、みたいな信念をお持ちなら、どうぞ 7 にしたらいいじゃないですか。7 って言ったら 7 に分かれて見えてくるってものでしょう。
噴火している火山の向こうでは、虹は6色だと数えていたのかもしれないし、あるいは、虹は虹という一つの存在で、そういうものなんだから、それの内部を分解して色の数を数えるなんてことは、してなかったのかもしれません。
でも♍を越えて、♎になれば、分解した後で「これは幾つだ」と主張し始めるところから始まるのかもしれません。♎1の A butterfly made perfect by a dart through it. 」の a dart。意志の矢が飛んできてブスリ。それで perfect 。蝶の中心は決まりました。もう完全です、準備完了。なら飛べよ。さあ飛べよ。完成したら追い出されるんだぜ。
中心の蝶は言いました。
「ああ、私のまわりには6種族いるんだね。」
そうだったの? 知らんかったわ。へえー。と周りの声。
「でも私が入ったから、今から7だ。」
6かどうかもよくわかってなかったのに7が確定。そこに朝の光が差し込めば、世界は7として見えてくる。