🐍月食サロス128番の旅 34/71(1)
前回の35は相当ボケてたらしく、月食サロス128は全部で71回あるというのに、どのタイトルも35/70となっておりました。34に入る段になってやっと気がつき、そそくさと訂正してきました。
では、月食サロス128、34/71に入りましょう。
月食サロス128番 34/71:皆既月食の概要
まずエスペナックさんへの謝辞
"Eclipse Predictions by Fred Espenak, www.EclipseWise.com"
1899年は125年前、明治32年
今年が2024年だから、引き算すると125年前です。そろそろ御存命の方々がいなくなってきそうな年代です。
ウィキペディアで1899年の項を見ますが、歴史に疎いのでどれが重要なのかがわかりません。へえーと思ったところでは、
自動車が一般的になり始めた時期、日本で電話が通った時期、出始めの技術や製品ってのは、きっといつの時代でも人々の話題になってたんだろうなあと思います。
ヘリオセントリックのホロスコープ
あまり書くこともないので、さっさとホロスコープを見てみよう。
「わ、ゴチャついてる~!」というのが第一印象です。
前の35/71の図は開けて空間が広く感じられたのに、それとは一転、いろんな線がゴチャゴチャと…賑やかですなあ。アスペクトの見本市みたい。
でも、♑~♈の範囲には惑星が無くて、それなのにこれだけの密さです。これにエリスやキロンを入れたら・・・と思ったので、作ってみました。
アスペクトの見本市?
ということなら、ここでは線に描かれない七角形(セプタイル)や、九角形(ノヴァイルとかノナゴンと言うらしい)も気になります。7と9のハーモニック図から予想をしてみると、
ハーモニック7では、火星と海王星と水星、地球と木星、のあたりがアヤシイです。七角形の角度は、360/7=51.428・・・の倍数になります。
元のヘリオセントリック図で見ると、海王星と水星の角度が51.17度ぐらい、水星と火星の角度が51.79度ぐらいなので、火星と海王星と水星は七角形の一部としてもいいでしょう。
地球と木星は52.03度ぐらいなので、0.5度以上離れますが、まあ七角形でもいいんじゃないかな。
ハーモニック9では、地球とエリスが合に近いです。九角形の角度は360/9=40 の倍数で、元のヘリオ図では地球とエリスの角度は80.25度ぐらいですから、九角形いけそうですね。
じゃあその線も書き込んであげましょう。
どうだ、まいったか。
はい、まいりました。こんなにたくさん、どうすんの(笑)
でも海王星と水星と火星のセプタイルは気になるので残しておいて、この形でいってみようかな。次回から。
今日のところはおしまい。