🐍日食サロス116番の旅 66/70(3)


ドラコニックのジオルナ


冥王星と太陽

 冥王星と太陽が近いです。
 前回見た67回目の日食と、今回の66回目の日食での、冥王星と太陽の位置を比べてみます。

 67回目と66回目のサロスでは18年の間がありますが、この間に冥王星と太陽の左右の位置が入れ替わりました。冥王星は未来へ向けて右方向へと度数を増やしていきますが、日食の太陽は逆に左方向へと度数を減らしていきます。ここでのサインはドラコニックチャートを使っていることに注意してください。ドラゴンテイルが♎0となります。

 ただ、この日食旅行では、時間を過去へと遡る移動をしていますので、旅を進めていくとだんだんと冥王星はドラコニック♍から♌方向へ向かい、日食太陽はドラコニック♍から♎方向へ向かいます。ややこしいですね(笑)

 66回目の冥王星と太陽のサビアンシンボル
 冥王星 ♍16: An orangutan. [オランウータン]
 太陽 ♍18: An ouija board. [ウィジャ盤]

ウィキペディアのウィジャボードの項

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89

 オランウータンはウィジャ盤なんて使わないでしょう。そんなもの無くても、仲間や先祖やオランウータン系統のことがわかりそうですし、個体はその中の一部であって、分離していないと思います。そしてそのオランウータンの全体として地球の自然にも繋がっていそうです。

 でも人間はというと、個体は分離してるんだという認識を持ちやすいらしく、他の人や死んだ人とは繋がっていない気分になりがちなものだから、こういう道具を使わないといけないんだと思われます。

 1892年にゲーム用品として発売、と書いてあるので、1899年の日食はわりと近い? この時期流行ってたんだろうかな?


海王星は♍25、天王星は♓7

 海王星 ♍25: A flag at half-mast. [半旗として掲げられた旗]

 ♍の完成度数に海王星です。半旗、half-mast。オランウータンと人間のハーフってどうなるんでしょうね? ああ、形としてではなくて、意識としてですよ。オランウータンは地球の自然、太陽系内の自然までは繋がっていそうに思うのですが、その範囲からは超えないように思います。

 その範囲を超えるには、いったん分離してバラバラに分れたところから再構成しないといけないのかもしれません。でもそれも程度です。バラバラが行き過ぎると、もう本当にバラバラで、再構成しきれなくなるのかもしれません。

 海王星が、ここまででやめなさい、という半々の目印を示します。ここまでで止まれ。ここで死ね。

 天王星 ♓7: A cross lying on rocks. [岩の上に横たわっている十字架]

 死んだところで十字架を置きましょう。この十字架から発する振動は、固い岩の奥まで浸みいって、あなたに似合う四元素を与えてくれるでしょう。


 今回はアスペクト関係なしで、トランスサタニアンを見たくなりました。きっと日食の穴のところに、トランスサタニアンたちが指を置いてきたのかもしれません。




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