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odoru yo-ni~ALBUM踊る様に編~

今回もポルカドットスティングレイ、4thFULL ALUBUM 「踊る様に」の解説をしていきます。



14曲目は、「odoru yo-ni」

この曲は、ポルカにとっては2019年2月発売の2ndFULL ALBUM「有頂天」、2020年12月発売の3rdFULLALBUM「何者」に続いて、3曲目のタイトルトラック。今回もアルバムの1番最後に鎮座しています。メジャーデビュー作品でもある2017年11月リリースの1stALBUM「全知全能」にはタイトルトラックがなかったので、いつか機会があれば聴いてみたいですね。





具体的に中身を見ていきましょう。

打ち込みが中心の落ち着いた曲調が、全14曲のクールダウンをしてくれている様に思えます。帰国子女であるボーカルギター雫さんの流暢な英語詞も相まり、今までになかった雰囲気から、1度聴いただけではこれは本当にポルカなの?と思う方ももしかしたらいるかもしれません。その様な楽曲をアルバムの最後の最後に持ってくるというのは、ポルカの挑戦や攻めの姿勢を感じられます。

挑戦や攻めるという点では、2番Bメロの打ち込みパターンがその最たる例でしょう。初めは他のサウンドとずれている様に聴こえるかもしれませんが、あえてトリッキーなことをしてフックを効かせる作戦なんだそうです。アルバムを通してのポルカの進化が伺える、そんなパターンになっていると思います。

歌詞については、

「It’s all about you, baby You look like you slept well
/* おどけてないで、わたしをみて */」
「Youʼre like a rat in a maze かわいそうなsugar cane
if(のはなしは) きみのpiece of cake」
「Who were you talking to, baby? 怖くないよ It’s Okay
Don’t worry about it (yeah)
/* わたしをみて */」

等々、英語詞と日本語詞が織り交ぜられており、独特な聴こえ方となっています。楽曲のコンセプトとしては、「『本当は何をしたいか』を歌う このアルバムの中で、それ問う側の神視点の曲」なんだそうです。今まで紹介してきた楽曲の主人公たちと神様の対話ということで、歌詞の構成にもいい意味での不思議さが演出されていますよね。日本語訳全文はアルバムの歌詞カードに記載されているので、気になる方は是非購入してチェックしてみてください!

また、このアルバムのアートワークには様々なところにリピートマークが使用されています。これには、アルバムを何回も繰り返し聴いて欲しいという思いが表れているんだとか。確かに、「odoru yo-ni」の最後は息を吸う音で締めくくられており、そのまま再び1曲目に戻るための助走の様に聴こえます。



いかがだったでしょうか!今回でALBUM「踊る様に」の楽曲解説は終了です。このブログを通して少しでもポルカに興味を持ってもらえたり、今まで持っていなかった視点を見つけてもらえたりしたら、この上なく嬉しく思います。明日からは「#踊る様にTOUR」が始まります。紹介した楽曲を聴いて、いいな!と思ったものがあれば、是非ライブ足を運んでみてください☺




本日はこの辺で!次回の更新はツアー初日でもあり、雫さんのお誕生日ライブでもある「教祖爆誕」2022のレポをお届け予定!お楽しみに~



(以下、今回紹介した楽曲のリンクです↓)






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