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トーキョーモーヴ~ALBUM踊る様に編~

今回もポルカドットスティングレイ、4thFULL ALUBUM 「踊る様に」の解説をしていきます。



10曲目は、「トーキョーモーヴ」

この曲は、ボーカルギター雫さんのとあるツイートが始まり。ポルカは主に雫さんが作詞作曲をしていますが、この様にTwitterで楽曲のテーマや参考になるエピソードを募ることが度々あります。これは曲共感性の高い歌詞を書くことを重視しているポルカ独特の手法。自分の意見が楽曲制作に活かされるなんて、なんだかアーティストとの距離がグッと縮まった感覚があって嬉しいですよね。2018年5月発売の2nd mini ALBUM「一大事」の「半泣き黒猫団のテーマ」や雫さんが2017年10月から2022年3月までパーソナリティを担当していたJ-WAVE「SPARK」とのコラボ楽曲でもある2020年1月リリーズの4th mini ALBUM「新世紀」より「sp813」では、特定のハッシュタグを用いたファンのツイートをパズルの様に組み立て歌詞に採用するという企画も。従来の楽曲制作においては思いつかない発想が新鮮で面白いですよね!




具体的に中身を見ていきましょう。

先ほど紹介した雫さんのツイートにもあった様に、この楽曲はメンヘラえdヤンデレの子が主人公。「モーヴちゃん」というお名前で、雫さんによってビジュアルも描かれています。最近流行している「地雷系」の文化を取り入れており、その文化の中心でありポルカのファン層が最も多い年代でもある10代20代の若者たちをターゲットにした楽曲だと言えるでしょう。そんなところから、この楽曲はTikTokで使用されることが多々メンバー本人が出演している動画もあるので、是非覗いてみてください!

歌詞には、

「嘘つかないで あなたがここに居ないと死んじゃうかもよ 嫌いにならないで 悪いところは全部なおすから」
「1時間前にいいねしてんの誰? 知りたいのに知りたくない 地元の友達の話 嬉しそうにしないで」
「私だけのあなたでいてほしいから お願いよ」

等々、相手のことを独占したくなってしまう複雑な恋愛感情が雫さんの可愛らしい声で歌い上げられています。ポップなギターリフやホーン隊のサウンドが、ちょっと毒々しい言葉とのいいバランスを生み出しています。ちなみにこの楽曲は「SHINOBI-NAI」でコラボした花澤香菜さんを意識して作られたんだとか。2022年5月の「ポルフェス57 #ガチ幕張」では花澤香菜さんがゲストで登場し、「SHINOBI-NAI」「トーキョーモーヴ」の2曲を雫さんとのツインボーカルで披露!その時の映像は必見です。



いかがだったでしょうか!ポルカの恋愛ソングは多面性があるので、それぞれ聴きくらべると面白いかもしれませんね☺




本日はこの辺で!明日はALBUM「踊る様に」から12曲目、「ツキカゲ」を解説!お楽しみに~



(以下、今回紹介した楽曲のリンクです↓)





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