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僕は「アホ」になれているか?

NSCに通っていた頃に取っていたノートが出てきたので、ちょっとずつ公開してみようと思います。
記念すべき初回の記事はこちら・・・って記念すべきことでもなかったです。←
ま、とりあえず公開しますね。

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講師は放送作家の柏田眞志先生。
講義内容は「あほあほウルトラマンの変身アイテムとは?」というお題を通じて『アホ』という言葉の本質を考えるというものでした。

このお題に対して、ほとんどの生徒は「カップラーメンの3分をピッタリ測れる時計」のような回答をしていたのですが、講師からは「よく考えてや?あほあほウルトラマンやで?」と厳しいダメ出し。
つまり、アホなので少しでも賢い回答が出てきてはいけないということ。
ウルトラマンの「3分」とカップラーメンの「3分」を掛けた回答で大喜利としては成立しているような気はしますが、言葉を掛けた時点でそれはもうアホじゃないんですよね。
あほあほと振っている以上はもっとアホ純度を高めたモノである必要があるし、それ以外の回答はノイズでしかない。
回答例としては「ペロペロキャンディー」のような一発でアホだとわかるモノでなければならない・・・という話でした。

講義の最後に、社会人としての常識を知っておくことは当たり前であり、作家はそれ以外にも幼稚なことやアホなこと、逆に頭の良いことまで考えられることが大事だと仰っていました。

久しぶりに12年前のノートを振り返ってみて、「僕はアホになれているか?」と不安になったりもしましたが、数日前のワクチン接種で「ワクワクチンチン」とつぶやいた僕はしっかりアホをやれているなと思いました。

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