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〓 国 会 報 道 〓
◆『国会論戦を前に英気を養う!』
先週末、初の「お国入り」して準備万端にて臨んだ
臨時国会だったが…
地元 鳥取では態々、警備上から東京より運んだ
総理専用車(トヨタ・センチュリー/「品川 て 8000」)が
先導する鳥取県警の車両に追突。
幸い両車両の乗員、石破総理を含めてゲガなく無事。
総理交代時に専用車の運転手(内閣技官)も入れ替え。
慣れぬ職務に都内と違う地方出張もあり、御釜を掘ったかも…
それにしても、何をヤッもツイていない総理 !?
◆ 代表質問の初日(12/2・月)、トップバッターで
立憲は野田代表が質問に立った。
40年近くほぼ毎日、選挙区の船橋駅前にて早朝街頭を
欠かさぬだけあり、草稿なし小さなメモ書きのみで
堂々の質問。
開口一番、『政治資金規正法の抜本的改正。企業・団体
献金の廃止』に切り込んだ。
石破総理は『企業・団体献金自体は不適切ではない!』
さらに『政策活動費の廃止など政資法の再改正をめざす』と
論点のすり替えらしき答弁にてお茶を濁した。
◆ 国会で本会議、予算委などの総理答弁は、ほぼ徹夜で
担当各省庁のキャリアが作成。翌朝までに官邸に届けられる。
総理は早朝6時頃より、公邸で当日の答弁書に目を通す
ブリーフィング(勉強会)に出席するが、本日(12/3)遅刻。
やはり、体調が完全ではないのだろう。波瀾国会を
乗り越えられのか心配である。
◆ 昔からよく総理を知るジャーナリストが『自分が意図せぬ
のに、全く違う結果が生じる !?』ことが多いと指摘。
また、家族を研究する学者曰く『歳の差が大きい姉がいる弟は
生涯、何も出来ない甘えん坊』だとか…
服装、食事から外交マナーまで、側に世話役がいないと
何も出来ぬダラシナイ男が現職総理なのか?
だが、党内にも気を許せるシンパは数少ないし、各官庁も
いつ沈むか分からぬ泥舟船長を助けようとはせぬ。
◆ 立憲・小沢一郎代議士が『与野党とも最近の政治家は
政権奪取しようという気概も信念もない!』と嘆く。
先の衆院選で自公を過半数割れに追い込んだものの
政権交代に失敗した野党。
自民党内からも総選挙大敗の引責を求める声は数少なく
石破政権の続投が決まった。
しかし、少数与党の宙吊り内閣(ハング・パーラメント)
では、いつ倒閣となるか分からず、結局何も決められない。
一番不幸となるのは国民・有権者である。
◆ 『手取りを増やす!』と選挙で躍進した国民民主党。
「103万円の壁」を崩し、ガソリンのトリガー条項
撤廃を与党に要求。
国民民主党が手を引けば、スグに「石破退陣」となるが
来夏の参院選までは、自党の政策実現P.Rもあり
「ゆ党」のままが好都合。
他の野党にしても、参院選まで石破フラフラ政権の方が
有利に働くため、内閣不信任案の提出はしない。
自民党内でも改選期を迎える参院議員を除けば
次なる「火中の栗」を積極的に拾いに行く勇者なし。
与野党ともおかしな雰囲気。凪状態のまま国会論戦は続く。
ナンとか延命の石破政権だが、来年初めの通常国会召集から
トランプ米国大統領の就任式までに【Xディー】が到来と
予測。
カッコ悪いから、私淑する湛山同様に病気退陣か…