心を動かされる話
part1
彼女はシラ・ゴーシュ夫人。年齢は85歳くらいです。
大黒柱だった息子さんが母親より先に亡くなってしまったため、彼女は孫たちとの暮らしを支えるために自家製のスナック菓子を売り始めました。収入が完全に途絶えるという絶望的状態にあっても、彼女には「物乞い」と言う選択肢はありませんでした。手に職もない高齢女性が生きていく道としては「乞食」の方が楽だったのかもしれませんが、誇り高い彼女の自尊心がそれを許しませんでした。彼女は毎日無数の困難と闘わなければならないという厳しいビジネスゲームの世界に足を踏み入れたのです。85歳にして、彼女は家計収入を得るためにこんなにも懸命に働いているのです!そうです、彼女は私たちの社会のすべての世代にとって大きな感動と示唆を与えてくれる存在なのです
私は幸運でした。なぜなら、ある日夜10時頃、コルカタ(インド東端の大都市)北部のシャイアムバザールというバス停で彼女を見かけたからです。交通警察官と一人の女性が彼女の道路横断を手伝っていました。おそらくその時、彼女は家に帰る途中だったのでしょう。その時は彼女がこのような尊敬すべき人物だとは知りませんでした。彼女に心からの敬意を表します。
頭が下がります、奥様!本当に、あなたは真の励みとなる存在です…。
シラ・ゴーシュ夫人は私たちに、たとえ背骨が傷ついても頭を高く上げて、戦い続ける方法を教えてくれているのです!
ありがとう。