映画「新聞記者」は先入観なしで見るべき
こんにちは、政治解説するぞー(@polikaisetsu_suruzo)です。
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先週の日曜日は外出自粛要請によりアルバイトがなくなったので、Prime Videoで映画を見ることにしました。
その映画とは、、、
映画「新聞記者」です。
この映画は第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した映画です!
はいはい、「なんだあの反政府プロパガンダ映画じゃねぇか」とブラウザバックしようとした人。ちょいと私の話を聞いてはくれまいか。
今回は、映画「新聞記者」を見た感想と、これからわれわれが考えるべきことをお話していきたいと思います。
まずはじめに
そもそもこの映画の題材になったのは、東京新聞記者の望月衣塑子氏の著書「新聞記者」がもとになっています。
正直に言うと、望月氏の著書は読んでいません。あまり望月氏に対してよいイメージがなかったからというのも一つの理由です。
しかし、映画「新聞記者」はそのような先入観を一切捨てて見てください。
すべてを度外視してこそ、この映画に隠されたメッセージは見えてきます。
この映画で感じたこと
ここからはネタバレになりますのでご注意ください。
僕がこの映画を見てすごく興味深かった部分が2点ありました。
一つ目は内閣情報調査室に勤務する主人公の杉原(松坂桃李)の上司である多田(田中哲司)が放った言葉でした。
「事実を決めるのはマスコミじゃない、国民だ」
このシーンでは内閣総理大臣と親交のある記者がレイプ事件を起こし、多田は杉原に被害者が野党の刺客・ハニートラップであるような記事をでっちあげるよう指示をします。
現実にも似たような事件がありましたね。
杉原はこの情報操作に対してもちろん抵抗しますが、多田はこのように言ったわけです。
二つ目も、多田が杉原に言い放ったセリフです。
「この国の民主主義は形だけでいい」
杉原は尊敬している上司であった神崎の自殺をきっかけに、神崎が関わっていた内閣府による医療系大学の新設について調べるようになります。
それと同時期に、新聞記者である吉岡(キム・ウンギョン)も大学新設の件を追っており、ふたりは協力をします。
しかし多田は杉原を口止めさせるべく、権力という手段を取っていきます。
そして、このセリフを言うのです。
僕がこの映画を通して感じたことは、
自分たちで考えろ、そして行動しろ
ということだと僕は感じました。
世間にはさまざまなニュースや情報があふれています。その中には、もちろんフェイクやでっち上げたものはないとは言い切れません。
内閣が圧力をかけて記事を捻じ曲げるようなことだって現実ではあるのかもしれません。
だからこそ自分たちで情報を集めて自分で考えることが大事、ということをこの映画では言いたかったのではないでしょうか。
そのためにはリテラシーが必要です。どのような記事が信頼できるかを見極める能力が必要なのです。
もうNoteでもInstagramでも何度でも言っていますが、そのためには世の中を知る必要があるのです。
まとめ
人によって賛否両論ある映画「新聞記者」ですが、そこに隠されたメッセージは非常に興味深いものであり、自分自身今後も活動していくための労力にもなったと感じています。
いま世の中が少しでもおかしいな、と感じるのならば見てみることを強くおススメします。
今はコロナの影響で外出自粛の状態ではありますが、Prime Videoで500円で見ることができます。
映画館で1800円するところが、半額以下で見られるのですから超絶オトクです。リンクはこちらから
みなさんも、映画「新聞記者」を先入観なしで見てみてください!
さいごに
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