本質は細部に宿る
私自身、ファッションやおしゃれに疎いのだが、幼少期からの教育のおかげかティッシュとハンカチはちゃんと持ち歩いている。
基本手ぶらで行動するため、逆にティッシュやハンカチを持っていることに驚かれるが、何かと評判がいい。私としてはただ癖で持っているだけだったので意外だった。
家に帰り映画を見ながらそのことを考えていると、ふと思ったことがある。「おしゃれな人は靴が綺麗」と言ったりするように、結局のところみんなが気にする大きな箇所では差が生まれず、その幹から派生した枝葉に位置する靴のような細部こそ、人との差が出るところなのではないだろうか。
意味があることはみんながやるため個性にならないが、無意味なのにやってしまうことがその人の個性を形成するように。そう思うと、私は全身ユニクロだけれども、ハンカチやティッシュを持っていたことにより、「ファッションに無頓着と思いきやハンカチを持ち歩く姿勢があるくらいだから、シンプルなのが好きなのかな?」みたいな前向きな印象を持ってもらえたんじゃないだろうか。(私自身めんどくさくてユニクロを着てるだけだが)
これは、100%主観の仮説であり妄想ではあるが、本質というのもメタ的に解決できる対象なのかもしれない。