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こんなに人生に 「迷って、悩んで、選択する」ことが年々増えるだなんて。

コチトリ参加者の声①

本記事のライターは「Rina_人材内育成業界のOL」さん。
普段は人材開発コンサルティングをしているRinaさんは、人が好きで可能性を引き出すきっかけづくりをする人でもあります。

他にも多くの素敵な記事がありますので、ぜひチェックしてみてください。

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2021年8月から本格的に日本での旅を始めて、1年が過ぎた。

Twitterのフォロワーも1年感で400人を超えた。

1年前に比べたら、色々変わった気がするが気持ちだけはどこか変わった感じがしなかった。1年前に願っていた環境にはなっているはずなのに心は何故か満たされていない。

今回ちょうど1年を振り返る機会に、HafHでご縁があった
POLIGHTSのリトリート企画に参加してみた。

「1泊2日をLAC伊豆下田にて一緒に企画に参加したメンバー」
初めましての人もいて、色んなコンテンツを一緒にするうちに
心の距離感が近くなっていく感じが地方でやる最大のメリット。


伊豆下田の綺麗な海で記念撮影(途中で下田で取れた甘夏ジュースと一緒に)


<スケジュール:1泊2日の流れ>

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1日目
11:00 ランチは各自
12:00 集合
13:00 自己紹介
14:00 お散歩対話
15:30 WS① 過去編
18:00 夜ごはん
19:30 焚き火

2日目
8:00 ヨガ/瞑想/座禅など(希望者のみ)
8:30 伊豆下田の食材で朝食(希望者のみ)
9:00 アイスブレイク
10:00 コンテンツ② 現状編
12:00 伊豆下田のローカルなお店でランチ
13:30 コンテンツ③ 未来編
15:30 振り返り
16:00 解散
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リトリートってなに?

忙しい日常から離れ、豊かな自然の中で仲間と自分自身とゆっくり対話する体験。
「Retreat(リトリート)」は「Retreatment(リトリートメント)」
(再治療、回復)が語源という説があるらしい。

都会に住んでいると毎日何かに追われ、情報や音そして人に溢れている世界で生きている現代社会で、静かで人よりも動物の方が多い田舎で自分と対話しながら振り返る時間は意図的に取ることが大切だと感じた。

簡単に言えば「旅×コーチング」が一番イメージしやすいかもしれない。
旅をしている間の余白時間で、周囲を含めて自己内省をしていく。
人を通して。地域を通して。言語化と生き方の幅を知るような。

自己紹介タイムでは、家族構成や仕事など幅広く自己開示をしていく。
一人っ子の参加者が多いことがわかったり、普段あまり聞かない生い立ちだったりと深い内容を聞けて心の距離がグッと近づいた気がした。

今回参加したのは「自分の軸」を再確認したかった。

去年、過労で体を壊してから「働くこと」が趣味を見つめ直すことにした。
心と体が上手く機能しないことが今でも多く、自己嫌悪に陥ることも度々。
旅先のホテルでずっと寝ていることも。人生が暗い闇の中にいるようだった。

そこからある日を境に働くことが嫌になった。働くことを楽しむ人を増やしたくて人材育成の業界に入ったのに。全てが矛盾に満ちていた。
そこから1年旅生活をしてみて、色んな人と話したりして生き方の幅を知っていった。

東京で生まれ、東京で育ち、東京に住んでいる中では知らなかったことを地方の場所と人に教えてもらった。本当に人に恵まれて第二の家が各地に。

今回の企画で明確になった半年後の2023年の4月までに叶っていたい未来。
・人事系の仕事を幅を増やしいる
・静かで穏やかな場所で暮らすように働く
・シンプルに生きる
・好きなことが人に伝えられる
・自分がいたい環境に身を置く

複雑に考えがちだけど、人生って意外とシンプルなのかもなと。
小難しく考えがちだけど、これからはそうしたい。

自分との対話時間

今回参加してみて、改めて「旅×コーチング」で時間の余白を楽しみつつ自分との対話をしてみて欲しい。移動時間だったり、待ち時間で色んな場所で考え振り返る時間を設けるのにオススメで参加者同士で段々と意気投合するもの魅力の一つ。
旅界隈にいると仕事複数やっている人、働く場所にとらわれないでいるのも当たり前になりつつあったけどそうじゃない人も世の中にはいて、その人達からの質問だったり興味を持ってもらえることで新しい気づきもあった。

そういえば、ある人から前に「これからは自分の人生を楽しんでね」と連絡をもらった。果たして1年前にもらった言葉通り、私は今楽しめているのだろうか。そんなことを今回のリトリート企画が終わってから思い出した。

普段中々忙しくて時間が取れない人に参加してみて欲しい

リトリート(再治療、回復)が語源であるように、毎日全力で走ってしまう現代に、自分の思考や心の整理を兼ねて知らない場所に行って考える機会が作れる。
人を通して、場所を通して自分の中では普通になっていた価値観やフィルターに気づかされる。自分の中では当たり前になっていたことに気づかされ考えるきっかけになることが多い。今いる場所や現状にモヤモヤしている人にはオススメの機会だと思う。
実際、今回悩んでいることを少し話してみた。そしたら、自分が思っても見なかった回答が返ってきて違う人から見たらそう見えるのかと驚いた。真面目に誠実に生きることが正解で正しいことだと思っていた自分に気づかされる。そして世の中は、理解出来ないことも多く矛盾に満ちていることも。

今という人生をシンプルに生きる。

時代の変化は目まぐるしくて、毎日色んな情報を見ていると自分がちっぽけに感じる時が度々あった。周りはこんなにも頑張っているのに自分は何をしているのだろうと、毎日を生き急いでいたようにも思える。

「いつニートになるの?」とある人から言われた。
ニートになるには多くのものを断捨離する勇気がいる、私にはその勇気がなかった。「絶賛、迷走中です」と返すと「いいねぇ」と返ってきた。
なんかその言葉で救われた自分がいた。それが人生だと言われたみたいで。

答えとか、正しさとか。何も正解ではない時代に、私はどう生きたいのだろう。

20代後半の旅は、まだまだ続きそうだ。


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