人生をスッキリさせに、塩竈神社に行ってきた。
1月4日が誕生日でした。
正月3が日を過ぎて、仕事始めで通常営業に戻る日です。新年と新しい歳が始まるタイミングが近いので、Wで心新たな気持ちになります。
喪中なので新年の挨拶は控えますが、今年もどうぞよろしくお願いします。
最近神社めぐりをするようになって、初めて地元の宮城にある塩竈神社が全国的にも有名だったことを知りました。わざわざ東京からも、塩をもらいにいく人がいるそう。浄化作用も強いらしいし、一ノ宮で、神社の格式も高い。
せっかくなので初詣がてら、帰省中に行ってみることに。実家は山側だから、同じ県内でも海側に行くのはけっこうプチ旅行感覚。だいたい実家から、1時間弱電車に揺られる。このぽけーっとする時間が好きです。
昨年は何か色々あったから、キレイさっぱり浄化したいということで、お祓いも体験していることにしました。一度ツアーで参加したことあったのですが、自分で申し込むのは初めて。どんな感じになるのか、ドキドキです。
塩竈神社の主祭神は塩、潮の神様。唐門入って横に別宮があり珍しい。別宮てサブではなくて、特別なという意味だそう。
正面の左右宮には、武神鹿島神宮、香取神宮の神様も。昨年東国三社めぐりで2ヶ所行ったことあったから、ストーリーが繋がった!
鹿島神宮、香取神宮の神様が東北地方を平定した際に塩竈神社の神様が道案内したらしい。(by神社HP)
神様が通った最古の山道を歩いてみる
あの有名な202段の表参道ではなく、最も古い山道の七曲坂から上がっていく。下手したら見逃しそうな入り口。
途中に金花水と言われていた湧き水がある。昔は、参拝者の喉を潤してたみたいだくなど、今は飲めなそう。。。触ったら、すぐ浸透する化粧水みたいな感触で、さらっとしてました。
もともと、古道は神様が通った道といわれていて、角を曲がる曲がる度に厄が落ちていくパワースポットだそうです。
ちなみに、なにか感じたのは、参道入り口の四方跡公園。真っ白い建物があるここが、けっこう神聖な感じがしました。おばあさんが、祈っていました。生活の中にある祈りてなんか素敵。後で調べたら、1000年ほど神官家があった場所らしいです。
歩いてみてパワーを感じたか、厄が落ちたか正直よくわかりません 笑 センサーが鈍っていたのかな。でも、プチ登山したみたいな爽快感。けっこう急なくねくねした坂で、息があがってまう。。。そんなに舗装されてないけど、太陽の光が差し込んでいる自然の中で癒された気がします。
年季の入った石の鳥居をくぐり、さらにもう少し歩いて拝殿へ。
いよいよお祓い体験
仕事初めの日だからか、スーツ姿の御一行様が多かったです。唐門右手の別宮にまずお参り、左右宮にお参り。空気澄んでいるきがします。
その後、祈祷受付して、30分ほど待っている間に、御朱印やらお守り、例のお塩やお土産買ったり。
厄年の数え方て、色々あるから神社の人にきいて、前厄なので、厄祓いにしました。昨年の流れを色々浄化する意味でも色々目的選べる。
祈祷受付の控え室は人がたくさん。ドア開けた瞬間、ぎゅーぎゅーで、人の念みたいなのがブワッてきて、中に入れなかった。生きている人間の欲深いこと。。。
寒いけど、清々しい外にでてました。
前の回が終わったので、ようやく中でぬくぬく。お供え物のするめの匂い。キジらしき鳥もあったけど、あれは本物かな?
その間に、頂いたお下がり品をみてみました。昆布、するめ、お神酒、お箸。神様にお供えしたものを分けて頂く直会セット的な。
ピンポンパンポンなんや!とつっこみたくなったけど、場内放送で呼び出しがあり、拝殿へ。銀行の支店長さん、社長さん、家族連れなど、色々な人がいて1回20-25名くらいで入ります。
お賽銭箱の横からはいるんだけど、内側からみたら、なんかシュールでした 笑 神様もこんなにみんなにお願いされたら、大変だろうな。
中の神殿はなんだかやっぱり神秘的で、気が引き締まる感じ。明るくてキレイ。
祓って、祝詞を読み上げ、その時に名前と年齢が呼ばれていく。最後は代表者が榊をお供えする。
後ろで鈴がじゃらじゃらなってめちゃ拝まれてるし 笑 正直なかなか集中できなかったな。
終わってスッキリしたかと言われたら、やっぱりまだわからないけど、祝詞をあげてる時に、清涼感のある風がすぅーと吹き抜けていくのを感じられたのは良かったです。
日常ではこういうちゃんとした儀式てあまりないし、日本古来の文化に触れるのはなんだか楽しかったです。
最後はお札をもらい、厄除け守りも入ってました!同じ敷地にある志波彦神社によって、帰りはあの長い急な階段へ向かいます。
寒い中で、桜見れると思わなかった!
ちなみに御朱印は、塩竈神社と志波彦神社2つ見開きで500円。下にある末社の御釜神社の分もここで、もらえます。
最後は表参道の男坂の202段の階段を下ります。
下に降りた頃ちょうどまた光がさしてきて、鳥居越しに光の輪が見えました。なんか先行き良さそう 笑
改めて見上げると陸奥国一宮の迫力がありました。
その後は御釜神社と宮城のお酒で有名な一ノ蔵のお店をのぞいて、お寿司やさん しらはた へ。
誕生日なので、お任せで贅沢しちゃいましたが、言葉がでないくらい美味しい。生ものはもちろん、穴子、煮だこがとろけすぎて、今まで食べてたのはなんだったのかってくらいの美味しさでした!
そして、お目当の金華さば。ふつうのさばともうとろけ具合が全然違います。
飲まないつもりが、日本酒生酒の飲み比べですっかりいい気分。カウンターでお店の人に色々聞いたりしながら、メニューにないのだしてもらうのとか最高に楽しい!
もう帰る頃には、すっかり色々な悩みも忘れて流れていき、色々あるけどなんとかなるさみたいな、上機嫌になってました。
いいお酒を飲んで、美味しいものを食べて、その土地の恵のパワーがもらえるし、元気が出る。
これこそ最強の浄化ではないかしら?
神社との相性とかあるので、有名 = しっくり来るとか、何か感じたかというとわからない。時間たってから色々でてくるかもしれないのか、昨日から異様に眠い。
トータルで、前向きに進んでいこうという気持ちになれたので、よい小旅でした。