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polca展 NPO✖︎polca対談レポート①

5月14日CAMPFIRE本社にて「第1回polca展」が開催されました。
polca展HPはこちら

参考:やじけんさんのnote/polca仲間で展示会しませんか?

参加条件なし、コンセプトなし、ということでたくさんのアーティストが出展した本イベント。その中には、普段からpolcaを活用しているNPO団体の出展もありました。

個人間での利用のイメージが強いpolcaですが、最近はNPO法人の利用も活発化してきているんです!そこで今回は3つのNPO法人の方に「NPO✖︎polca」の可能性について対談していただきました。

1時間ほどの対談でしたので3部に分けてのnoteになります。
今のNPOとpolcaの関係性について非常に興味深いお話が聞けましたのでぜひご覧ください!

「NPO×polca」対談

登壇者自己紹介

NPO法人アジアの子どもたちの就学を支援する会(asap)山﨑 啓介さん


NPO法人アジアの子どもたちの就学を支援する会では、カンボジアに対して支援を行っています。代表は92,3歳の方なんですが、それでも年に1回は現地に赴いています。
カンボジアは、教えられる人が足りていないんです。なので、教える人を育てるため、日本の先生を先生の先生として派遣しています。親の世代も教育を受けていないから、文字も書けないし、仕事もできない。貧しくなる一方なんです。

ASAPでは、まず親に対して、教育の必要性をまずは教えています。ものやお金を与えるのではなく、意識改善を活動の重きに置いているんです。とはいえ、お金がないから学校に行かせられないですよね。じゃぁ、カンボジアのお母さんが仕事をしたらどうしたらいいのか。日本の幼稚園に入園すると「小物を手作りしてください」と指定されることがあります。でも裁縫が苦手だったり、仕事が忙しかったり、手作りするのが大変なお母さんがいる。そこで、カンボジアのあかあさんたちにそういった小物を手縫いで縫ってもらい、それを日本のお母さんに買ってもらう、という事業をしています。アジアのお母さん同士が助け合う、という構図ができているんですよね。

NPO法人アラジ 支倉 常明 さん

NPO法人アラジで事務局長をしています。polcatterつくりました。アラジの活動内容はアフリカのシエラレオネ共和国の貧困解決です。今日はこの国の名前だけでも覚えてもらえたらなとおもっています。

国旗がファミリーマートと同じ配色。って覚えてもらえたら(笑)。あとは、「世界で一番命が短い国」とも言われています。平均寿命やっと50歳を超えて、51.8歳。日本は83歳ですよね。国民の半数以上が、貧困レベル以下で生活しているんです。他に、シエラレオネで聞いてあることだと、2014年エボラ出血熱が流行し、8万人が亡くなったことでしょうか。映画だと、ブラッドダイヤモンドの舞台にもなっていますね。
日本と現地の両方で活動をしています。日本では、夢をもつ若者が登壇する機会をイベントという形で提供し、イベントの中で、シエラレオネ共和国への諸問題に関する啓発活動を行っています。現地では、政府に認知されていない小学校を認知してもらうようにしたり、災害の支援も行っています。他にも、アフリカの布を使って、小物やオーダーメイドの服を作るということも。現地の仕立て屋さんの収入になっています。小物はWEBショップでも販売しているのでよかったら見てみてください。5月末からまた渡航するので、オーダーメイド気になる方はパンフレット見てくださいね。

NPO法人AYINA 副大統領/副社長 内藤 獅友さん

10日前に日本に帰ってきました。いま32歳です。元々は会社員をしていたんですが、人生かけていいと思える仕事でなく、青年海外協力隊へ。そこでゾマホンに出会い一緒に会社を立ち上げたんです。活動内容は日本とアフリカをつなぐこと。日本ではアフリカの文化に触れるイベントをしています。あとは出張講座も高校や大学などで行っているのと、アフリカンフェアという二千人規模のイベントも。今年は7月に開催が決まっているのでみなさんぜひ来てください!
アフリカでは、アフリカホームステイをしています。最近アフリカに来る日本人も増えてるんですけど、ホテルに泊まると、一番の醍醐味である現地の人との交流がなかなかもてないじゃないですか。今はベナンのホームステイを募集中ですが、どこの旅行会社よりお得なプランだと思います。

アフリカは最後のフロンティアと呼ばれいますよね。いい面もある一方で、若者が立ち上げようとしている産業が潰れてしまうこともある。こういうやる気のある若手事業家の支援もしています。日本の大学や期間に研修生としてきてもらったり。アフリカに帰ったときに、学んだ技術や成功体験を話してもらっています。本当に技術もやる気がある事業に関しては、クラウドファンディングを用いて支援もしていますね。

polcaの活用実績

内藤さん
3月から団体としてpolca募金という形ではじめました。SNSで活動報告をして、それに共感・応援していただいた方からpolcaしてもらっています。実はこれ、アラジさんがやっているのをみて「これいい!」と相談して同じ形で開始したんですよ。継続支援+新規支援が徐々に増えています。僕は、現地にいることが多いので、WEBで支援してもらえるのは新しいやり方だなぁ、と感じています。

山﨑さん
最初プロボノとしてはじめて、7000円くらい集まりました。最初は団体には内緒でやったんですけど、この成果を持って行ったら「こんなに支援してくださる方がいるんだね」と、団体でもやろうということになりました。IT活用ができていなかったので、そこに当てています。いまは7000-8000円/月くらいご支援いただいていて。すごくありがたいし、最初にNPOとして使っていいんだという実例になったと思います。

支倉さん
polcaができてすぐに、シエラレオネ共和国で洪水の被害があったんです。とりあえずやってみるか、とはじめて1万5000円集まりました。他にもカレンダー作成企画など、ちょこちょこやっていくことで araziへの認知も徐々に上がってきているとおもいます。最初は単発企画をたてていたんですが、去年の11月から毎月継続的にやりはじめました。毎月活動を支援してくださる方もいらっしゃいますね。

なぜpolca使い始めたのでしょうか?

内藤さん
普通じゃないやり方をやってみたい、と思っていたタイミングにpolcaを知って「すごくいいな」とおもって使い始めました。

山﨑さん
リリースのタイミングから「NPOでやってみたら面白そう」というイメージがありました。でも当時つかっていた端末でpolca使えなくて(笑)新しい端末に変えたタイミングでpolcaスタートしました。po

支倉さん
「おもしろいな」って思ったタイミングと災害のタイミングがちょうどあったので。

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続きは後日公開します。

こちらのnoteはpolcaでやさしい世界を作るオンライサロン「polca広場」のメンバーで運営しています。