polcaおじさん、お兄さんトーク/腰山さん、やじけんさん、前田さん
さて、polca meet up最後の登壇はお待ちかね<polcaおじさん、お兄さん>達による「なぜpolcaで支援するのか?」
polcaおじさん、お兄さん達は基本的に知らない誰かにでも自分がいいと思った企画に躊躇なく支援しています。
polcaお兄さんのやじけんさんは何と気づいたらpolcaで30万円も支援に使ったそうです!!
いやぁ、驚き。知らない誰かにそんな大金使えるって、まさに現代のあしながおじさん&お兄さん。
しかも、見返りは求めていないという。一体どういう考えのもとpolcaで支援しているのかを詳しく語っていただきました。
(左から、やじけんさん・腰山さん・前田さん)
・腰山累さん:2人のお子さんのお父さんで普段は不動産関係の会社員。子供が支援を集めることや、サラリーマンとしての視点から楽しくpolcaを広める考え方などをお話していただきました。
・矢島顕太郎さん:通称やじけんさん。長野県出身で普段は会計士として働いているそう。地方の立場からや、会計士としての視点でpolcaについての想いを語っていただきました。
誰でも夢を形にできるpolca展の主催を企画中。
・前田塁さん:元祖polcaおじさん。ネットの会社で働きながら格闘技や料理人、polca広場の代表も務める多動会社員。今回のファシリテーター役。
今回、polcaおじさん・お兄さん達に支援する側の立場からの熱い想いをQ&A形式でお話していただきました。
Q:なぜpolcaで支援するのか?
腰山さん:私はpolcaおじさんと言っているわけでは無いんですが、polcaが大好きでついつい支援してしまい、自分でも企画を立てながら面白いのがあると支援しています。
やじけんさん:リリース当初はいくら支援していくら支援してもらったかとか「損益計算」していたんですけど、支援をし続けていたら支援をする方が楽しかったんですよね。最初は面白そうな企画に支援していたり、「アフリカに行きたい!」とかの企画に支援して自分が行けないから代わりに行ってきてもらうって言う代理体験をお願いする形になって、最近では話題の企画の支援者欄に自分の名前がないと悔しくなってきて、感覚としては文化祭が盛り上がってるのに自分だけ行けないような気分ですね(笑)
また、最近ではオリンピックの小平奈緒さんの所属先の相澤病院が前職のすごく近くだったんですけど、その支援をニュースで読んでまさにそれだなって思って。有名人が支援を募集すると当たり前だけど大きな金額がすぐに集まるけど、一般人は集まらない。
僕自身税理士事務所で働いてて思うのは、力のある企業とそうでないところではかなり格差が出てしまい、強い企業であれば融資が受けられやすかったり金利が低かったりするのに、お金がない企業はお金を借りるのにもコンサルタント料でお金がかかったり金利が高かったり、お金を持っていない人はどうしても<弱者>になってしまう。
そこをpolcaが壊せるんじゃないかと思うし、支援する時も支援金が少ないところを見つけては支援するようにしています。
Q:最近支援した面白い企画って何がありましたか?
腰山さん:最近嬉しかったのは、今日もいらしている兼濱麻美さんの机を買いたいという支援のリターンで絵を描いてもらったのがすごく嬉しかったです。スマホの待ち受けにしています。
Q:polcaに対する想いや、こうしていきたいと思う事は何ですか?
腰山さん:元々クラウドファンディングに興味があって、CAMPFIREさんがクラウドファンディングの敷居を物凄く下げてくれて多くの人が参入してくれたんですけど、やっぱりまだ腰が重い人が結構いるので、僕らが面白さを伝えて行きたいし、一般の人達が誰でもpolcaを使っている様な楽しいものにしたいですね。
polcaを使っている人も使っていない人もpolcaの恩恵を受けている様な世の中になったら面白いと思うし、おじいさんや小さい子供など、そういう人たちにも楽しさが伝わるようにして、社会性有る無しに関わらず何かあればすぐに企画が立てられるような、ちょっとしたことでpolcaが使える世の中になればいいなと思ってます。
やじけんさん:polcaに対する想いというか、支援者側の想いとしてなんですけど、僕ら支援者側としてのポリシーとして、お返し以外のものを求めてはいけないのかなと思います。
polcaが始まった当初ある高校生がカメラをやりたいからと、6万円くらい集めたんですが、その後twitterやpolcaのアカウントも消してしまったんですね。
それは周りの人が必要以上のプレッシャーを与えてしまったからで、せっかく踏み出す一歩で成長するチャンスだったのに、その機会を潰してしまった。それじゃあ全く意味がないなって自分自身の反省になったので、今はコメントとかもあまり残さない様にしています。
polcaは一方通行かなと。あくまで支援に対して求めていいのは「お返し」だけで、それ以降の頑張ってくださいや期待していますは、励みになる人もいるかも知れないが、僕自身のポリシーとしては金額という重みがあるので敢えて言葉がけをしない様にしています。
Q:polcaの今後について
腰山さん:やはりpolcaを使う人をどんどん増やしていくために、楽しく健全に使うことかな、と。
困っているからとお金を支援してもらった人がその後贅沢をしたら批判をする人が少なからずネット社会にはいるので、楽しい企画を立て健全に拡散していけたらいいなと思います。今はpolcaが物凄く健全に使われているので、これからも逸れて行かないように良い形で拡散していけたら良いなと思います。
また、山田さん(polcaアプリ責任者)にお願いなんですけど、集まったお金をファンドの様にしてそこから支援に使える様にして欲しいですね。
山田さん:考え中です!法律的なハードルをクリアできれば。今調査中です。
腰山さん:あとは、これはもう子供達の未来のことになってくるので、私は今40代なんですけど、私より上の世代の50代60代とか年上の人に使ってもらう様にしたいと思っています。
やじけんさん:僕自身長野なので、情報関係は田舎の人は東京以上にとっつきづらい部分があるんですね。それを通じて思ったのがpolcaの便利な開発よりも利用者レベルを引き上げて、お金がこんなに簡単に貰えるっていう胡散臭さを無くして行かなきゃいけないんじゃないかなと思います。
以前twitterで見たんですけど、望遠鏡を作っている会社がどれだけ高機能な望遠鏡を作っても人が増えなかったんですね。その後望遠鏡を使って星を見る企画をたくさん立ち上げたら、結果的に望遠鏡がたくさん売れたと。これは今のpolcaでも必要で、面白い企画をどんどん立てることが一番polcaを使ってくれる人を増やすことなんじゃないかなと思うんです。
僕自身今考えてるのは「polca展」と言うものを考えていて、絵とか写真とか音楽とかをpolcaのQRコードと一緒に飾ることによって、作品を見ながらコメントを残したり支援もできる。
しかもその対象が最終的に小学校とか幼稚園とかの子供達が参加できるようにしたい。で、自分の作品を大人の人たちが評価してくれる、認めてくれる人がいるって言うのを増やして行きたいのがpolcaを使って叶えたいことですね。
また、今の現状ってお金の教育がされなてないのでただ使っているだけですが、もっとお金の本質を知ってもらいたいので、polcaと教育って相性がすごく良いのかなと思います。
また、個展とかって人によってはすごくハードルが高かったり、会場費なんかもかかるので、polcaでハードルを下げることで誰でも自分の夢を追いかけたい人のきっかけになったら良いなと思っています。
<polca展の詳細はこちらから↓>
前田さん:僕ほとんど喋ってなかったんですけど、僕自身polcaを使って半年くらい経つんですけど、良かったなと思うことがあって、今会場に来てくれてる人の1/3か1/4以上がpolcaで知り合った人なんですよね。
なので1年前では出会う機会がなかった人といろんな優しい人の輪ができて、そこで世の中をどう言う風にしたら良くできるかを何か考えていけたらな、と思ってます。
また、最後宣伝みたいになるんですけど(笑)オンラインサロンで優しい仲間を集めたpolca広場というのを立ち上げて、日々参加のメンバーとpolcaを使ってこういう世の中にしたいとか話しています。
興味があれば入っていただいて、面白い企画をみんなで考えていけたらなと思っております。
<polca広場参加はこちらから↓>
https://camp-fire.jp/projects/view/62646
いかがでしたでしょうか?
支援する、社会をよりよく、より楽しくする事が大好きなpolcaおじさんお兄さん達の想いのこもったお話。
支援してもらう側としては、どういう立ち上げにすると支援してもらいやすいのかこれからの企画の参考になりましたし、同じpolcaファンとしてはpolcaに対してより明るい未来が描けたのではないかと思います。
これからも多くの人が楽しく健全にpolcaを使って、夢を叶えたり挑戦を気軽にできる社会ができるようpolca広場もどんどん活動していこうと思います!