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polca展 NPO✖︎polca対談レポート③

5月14日CAMPFIRE本社にて「第1回polca展」が開催されました。
polca展のHPはこちら

そこで3つのNPO法人の方に「NPO✖︎polca」の可能性について対談していただいたレポート③です。→①はこちら。②はこちら。

質疑応答タイム

Q.polcaの支援を多く集めるにはどうしたら良いですか?

内藤さん
polcaに限らず、今まで何も発信してこなかった人が企画を立てても集まらない。僕が気をつけているのは、SNSでもリアルでも困っている人がいたらなるべく支援するということ。信用使って両替をしている、ということだと思うので。そこをやらないとどんなにいい企画をやってもお金は集まらないと思います。

山﨑さん
「お願いします」と明確に言った方がいい。相手に自分のことを伝える、というのは必要だと思います。

支倉さん
わたしも信用がお金に変わると思っています。polcaの企画をたてたらそれに関する情報もちゃんと発信していく。あとは、polca以外の「普段どんな発言しているか?」が支援の決め手になると思います。

Q.NPO法人にとって、どんな機能があったらいいですか?

(polca 事業部長 山田さんからの質問)

polcaは購入型のクラウドファンディングなので、法律上は、寄付ではない。寄付とか募金という言葉は選んで使っていない。お金をもらったらお礼のメッセージや活動報告をして、やさしい世界を作っていければと思っています。寄付だと、寄付控除を受けたいという方もいるので。
今はあえて簡単な機能にしているんです。NPOという切り口で見た時に「領収書があるといい」みたいなほしい機能があればおしえてください。

アラジ代表 下里さん
支援してくれた人にお礼を送るのが大変じゃないですか?

加藤さん
わかります!

下里さん
支援してくださった方と繋がりにくい、誰かわからない。Twitterで探しても見つからないこともあります。NPOだと、本当にお金が必要な人の代理で企画を立てることが多いので、できれば彼らが作った商品を支援してくださった方に送りたい。そのために住所とかわかるといいな、と思います。

加藤さん
polcaのアカウントとSNSが紐づけられるといいですよね。匿名アカウントで支援してくださる方もいるので。

下里さん
そういう方の中にはリターンはいらない、匿名で支援したい、という方もいらっしゃるのかな?

山田さん
(きこえず)
理由があって、クラファン炎上しやすい、だからクラウドファンディングという形にしてる。友達から支援してもらうことを想定しているから、住所をきく聞くのは、LINEで聞けばいいじゃんという考えでした。

下里さん
でも、想定以上にやさしい世界になった。

山田さん
そうなんですよね。

加藤さん
逆に身内からは集まらなくないですか?Twitterの全然知らない人の方が支援してくれることが多い気がします(笑)

支倉さん
住所はわからなかったとしても、支援者一覧が出しやすくなるといいかな。あとは、支援される側としてもする側としても、オープンな使い道を想定しているなら、企画者が何に何回支援したってのが見れるとおもしろいかも。たくさん使っていると、企画そのものよりも「この人がやっているから支援しよう」と、だんだん人に寄っていくようになるので。

山田さん
そうするといやらしさがでちゃいませんか?嫌がる人もいると思うので。

支倉さん
見れたら面白いと思いますよ。

山田さん
そうなった時の、見せ方は考えていきたいですね。

加藤さん
表示非表示が選択できるといいかもしれないですね。

下里さん
他のクラウドファンディングは支援金額がわからない中で、なぜpolcaha
支援金額が見えるようにしているんですか。

山田さん
それも友達同士で支援することを想定していたためです。割り勘とかでも使えるように。

加藤さん
あとは、コメント返しがしづらいですね。

内藤さん
たしかに。polca牛丼をやった時に、twitter見てない方にも報告を見てもらえるように、「twitterでこのハッシュタグ見てね」と書きました。写真をはれるようになるともっといいかなぁ、と思ってます。

山田さん
掲示板的な使い方ですかね。

内藤さん
そういうことですね。

山田さん
逆に僕からみなさんに質問したいんですけど、iphone使ってる方ってどれくらいいますか?
polcaは他のアプリと比べて、iPhoneユーザーが多くて、Andoroidが全然いないんですよ。もっと周りの方にオススメおねがいしますっ!

加藤さん
せっかくだから山田さんにも質問もどうそ

Q.支援しようと思ったら、カードが使えないということが...

山田さん
カードブランドの追加は検討している。JCB,Amex…とか。あとはコンビニ払いなども。少々おまちください!

主催者やじけんさんから最後の挨拶

このpolca展は第1回としてるように、継続して続けていきたいと思っています。今後、polca展で実現したいこととしては、もっともっとお金の価値、現金の価値を変えていきたい。もうちょっと若い世代にお金というものを知ってもらいたいんです。例えば、幼稚園、小学校の子が書いた絵をいいなとおもったら、アメじゃなくて、polcaを使ってあえてお金で応援してあげてほしい。

どういうことかというと、こどもに「アメとお金どっちがほしいか」と聞いたらほとんどの子がアメを選んでしまうと思うんです。でも、その選択しなかった100円で何ができるのか。もしかしたら、100円でアメが5個買えるかもしれないですよね。それって、お金を使った時にはじめてわかるんですよ。100円を使うことでそれを知ってほしい。持つことでなく、使うことに意味がある。それをもっと伝えていきたいです。なので、今日展示を見に来てくださった方も、次はぜひ出展者として参加してほしいです。

本当にささいなことでもいい。「自分のあつめたフィギュアをみてもらう」とか。自分の「好き」を一人でも多くの人に知ってもらう、認めてもらう機会をもっと作っていきたいと思っています。
最後に、僕自身リリース当初からのpolcaのファン。一人でも多くの方にpolca使ってもらえるようになれとおもっています。今日のpolca展ではじめてpolcaを使った方もいると思います。ぜひ、お金のやり取りだけでなく、人とのやりとりがあるんだよ、ということも合わせてpolcaを広めいっていただければ。

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以上、第一回polca展のNPO✖️polcaの対談レポート記事でした。

polca展全体のレポートはおさかなさんがnoteにわかりやすくまとめてくださっています。そちらもあわせて見てみてくださいね。
おさかなさんイベントレポート