polcaはもっとやさしく、ずっとやさしく。【polca Life 大解剖】〜前編〜
"もっとやさしく、ずっとやさしく"な月額応援がpolcaでも可能になる新機能『polca Life』がpolcaに仲間入り。polca Lifeの全貌について全3回にわたり解説をします!
こんばんは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開が楽しみですがそれどころではなく、polca Lifeのリリースに向けて準備を粛々としている polca事業部の山田です。
フレンドファンディングアプリ「polca(ポルカ)」は「トライを後押しする環境をつくる」べく、お金とコミュニケーションがなめらかなになる世界を提案しつづけるアプリです。
このたび、きたる4/17にpolcaでも月額の支援を受け付けることができる新機能『polca Life』をリリースする運びとなりました。
本機能の提供まであと1週間ほどありますが、たくさんの方からご好評いただいており、ありがたい次第です。
さて、【polca Life 大解剖】では、polca Lifeの考えや利用シーン、できることを紹介します。
今回の「前編」では、そもそも「polca Lifeとはなんだろうか?」といったところから紐解いていきます。
この記事のあらまし
『polca Life』 とは?
polca Lifeは「誰もが誰もを応援できる」仕組みです。
いままでのpolcaは、何かにトライしようといったときに「企画」をたてて、そこに支援を集う、といったかたちでした。
polca Life は、個人(アカウント)単位で応援を受け付けることが可能になるサービスです。
現状のプロフィール欄が応援を受け付けるページとしてリニューアルします。
全てのpolcaユーザーが対象となり、すでにご利用いただいている方も、これからご利用を始める方も、4/17のアップデート以降は等しくプロフィール欄からの応援を受け付けが始まります。
(もちろん、応援の受付を停止することもいつでも可能です。)
個人単位の応援は「1回だけ」の応援も「ずっと」の月額の応援ができます。
polcaを含むクラウドファンディングでの特定の期間内で目標金額をあつめる、といった「募集期間」というものはpolca Lifeには存在しません。
その人の「生き様」を応援する、応援してもらう、といったイメージです。
もちろん、いままでの「企画を立ててお金を集める」といった機能は残ります。
ご自身の長期的な活動やご自身に対し「polca Life」を通じて継続して受け付ける。そして、何か新しいことをしたいときやとっさにお金が必要になったときはpolcaで「企画」を立てて期限を切って集める。
このような、ふたつのコミュニケーション経路を通じたお金の流れが生まれることになります。
なぜ、『polca Life』をリリースするのか?
polca公式noteでは度々触れてはおりますが、polcaは「トライを後押しする」「トライを後押ししてもらう」といった文化をつくっていこうと考えています。
文化であるとする水準は当たり前であることとほぼ等しいので、「小さく、はやく、頻繁に」お金とコミュニケーションがめぐるといったことをいかにpolcaにインストールしていくかを常に意識しています。
そのため、「個人に対して」「1回でも月額でも応援ができる」といったpolca Lifeのアイディアにいたりました。
「企画単位」で月額で支援ができるといった考えももちろんありました。
しかしながら、あくまでその人の「生き様」を応援しよう、支え合おうよといったやさしさを醸成していきたく、個人単位での応援機能にとどめています。
polcaに月額支援ができる機能を入れようといった話は以前よりありましたが、弊社代表の家入やpolcaチームのメンバーとの何気ないの会話をきっかけに、「月額はあくまでアカウント単位」といった方針を固めました。
「福岡の中学生が東京のpolcaおじさんたちから月100円とかもらって、本を買って一生懸命勉強して、プログラミングのスキルを磨いて将来凄腕エンジニアになったらやばくない?」
「著名人でない、名のない市井の人たち」が、お金をハードルにトライできないという状況を塗り替えたい、といった想いが僕たちにはあります。
現状のクラウドファンディングや月額課金ができるプラットフォームでは、影響力がすでに高かったり、すでにファンがついている人のほうが傾向としてお金を集めやすい構造があります。なので、そういった方々がより利用する、そういった方々を目指す、といった雰囲気を感じ、時には違和感を感じることもあります。
それはそれで素晴らしいことではありますが、一方ではやさしくないなという課題感を感じていました。
いわゆる「普通の人」がたちの居場所がないな、と。
身近なちょっとした幸せの積み重ねの連続が「人生」かつ「生き様」を形成していきます。
そんなちょっとした幸せを得たいがための前向きなトライに貴賎はないと僕は思います。
比べることもないですし、こうだからダメだといった主観的な杓子定規も必要はないです。
それぞれが選択したことをきちんと尊重する、そしてその選択に共感し心が動いたら、手を差し伸べてあげる、後押しにはきちんと感謝する。
そんなコミュニケーションにお金がともなって、市井の人たちの日常のちょっとしたことやチャレンジのハードルが下がっていく、やさしい文化を醸成していきたいです。
そのための、誰もが誰もを応援できる、polca Life(およびpolca)です。
『polca Life』で大切にしたいこと。
polca Lifeは個人(または団体)に対して月額で応援ができるサービスです。
とはいえ、いわゆるサブスクリプション(月額課金)の機能といった側面でのみならず、お金を必要としている人にきちんと届く、お金を差し伸べたい人がきちんと届けられる、といった受け皿を用意するということを意識してサービスを育てていきたいと考えています。
50円でも、いくらかでも、やさしさをベースに生き様に対して背中を押しつ押されたら、がんばろって前向きな気持ちが生まれると思います。
"polca Life" 通称『月額ポルカ』は海外のカフェやパブに置いてあるチップをいれるジャーをイメージしています。("polca Life"のネーミングの前は、"polca Jar"にしようとも考えました。)
アプリ・オンラインにみんなのジャーがあって、「いつもありがとう」と気持ちを添えてお金をそっと入れあう感覚を体験としてつくり込んでいきます。
polca Lifeで大切にしたいこと、もとい、polcaで大切にしたいこと、になりますが。
そんな、小さな応援とトライが雨後の筍のように頻繁に繰り返し生まれるような文化圏をめざしています。
次回の『【polca Life 大解剖】〜中編〜』では、polca Lifeが想定する利用シーンについて共有します。
P.S.
polca事業部では、やさしいpolcaを推進して開発して行くべく、iOSエンジニアを募集しています。
ご興味ある方は、ぜひこちらまでご連絡をください。
なお、polcaでのトライを応援するやさしい人たちの会、『polcaおじさん倶楽部』のメンバーも随時募集しております。