【登壇情報】SIW2022:インクルーシブな子育て空間「Sensory Room」のこれから(市川望美)
こんにちは、自由七科のちひろです。
この度、11月8日~13日に開催される「渋谷アイデア会議SIW2022」に取締役ファウンダー 市川望美が登壇することになりました。11月13日に開かれるセッション「~インクルーシブな子育て空間「Sensory Room」を体感~ 今後の展開は!?」にて、進行役を務めます。
2022年8月29日~9月3日の6日間、渋谷区官民連携ソーシャルイノベーション「Innovation for New Normal from Shibuya」実証実験として、「おやこのセンサリールームプロジェクト体験会」が実施されました。このプロジェクトは一般社団法人スヌーズレン・ラボが採択されて実施したもの。Polarisは本プロジェクトにて、運営協力・調査協力を行いました。今回のセッションはこの実証実験を踏まえて開かれます。
スヌーズレン・ラボ代表理事の橋本敦子さんは、Polaris創業のきっかけとなった「内閣府地域社会雇用創造事業」ビジネスプランコンペで採択された仲間でもあり、本プロジェクトへの参加はPolarisにとって嬉しいものとなりました。
センサリールームとは
「センサリールーム」とは、北欧などヨーロッパを中心に普及している、色や光、音楽、香りなどを用いた環境設定のことで、この空間作りは、1970年代にオランダで重度の知的障害者のレクリエーションとして始まった“スヌーズレン”という活動がもとになっていますが、橋本さんは障害のあるなしにかかわらない、センサリールームを活用した子育てに関する課題解決に挑戦しています。
実証実験の目的
今回のプロジェクトでは、コロナ禍による育児ストレスの増大、地域における交流機会の激減といった問題意識をもとに、センサリールームの体験とヒアリング調査を実施。親子のコミュニケーションを促進したり、コミュニティ形成につなげていくための環境設定、渋谷での展開可能性などを検討しました。
センサリールームの可能性を探るセッション
今回のセッションには、スヌーズレンラボ代表理事の橋本敦子さんの他、共に実証実験に参画されたパナソニック株式会社の三浦美賀子さん、渋谷区役所より瀬野小枝子さんが参加されます。
実践研究者、自治体、企業が、コミュニティを通してのまちづくりやセンサリールームのこれからについて考え、インクルーシブ社会実現の可能性をセッション。学校や保育園、自治体、商業施設など、どんな所にセンサリールームがあればいいか。場の運営の視点から見た女性活躍やつながりとコミュニティづくり、といったテーマでクロストークを行います。
ご興味のある方はぜひ当日渋谷キャストまでお越しください。センサリールームの体験ブースもありますよ。
【セッション詳細】
日時:11月13日(日)11時~12時
場所:渋谷キャスト ガーデン
※同日15:30-16:30にアーカイブ配信あり(要申し込み)