【開催レポ】”もう一つのはたらく”で見つけた自分の居場所
こんにちは、ちひろ@自由七科です。Polarisは、調布でコワーキングスペースco-ba CHOFUを運営し、本社もこちらにおいています。co-ba CHOFUが調布に住み、働く人たちのサードプレイスになればと、先日「ランタンナイト」というトークイベントを開催しました。
暮らしに近い街で、地域の人と、“はたらく”を考えてみたい
ランタンナイトは、ゲストの多様な「はたらく」を聞き、みんなで改めてはたらくことについて考える参加型トークイベントです。Polarisでは、仕事と暮らしが分断しない働き方を1つのあり方として掲げ、それを可能にするための仕組みづくりをしてきました。そんな私たちは、お金を稼ぐことだけではなく、家事や育児、地域活動などより幅広い解釈で「はたらく」を捉えています。co-baCHOFUの運営を通して、「そもそもはたらく」ってどういうことなんだろう?ということを、地域のみなさんと一緒に考えたいと考えるようになりました。それも堅苦しくなく、リラックスして、ランタンの灯を囲むように語り合えたら、ということで始まったのがランタンナイトです。
初回のテーマは「会社員×もう一つのはたらく」
テーマに合わせて、調布に住み、調布で「もう一つのはたらく」を実践する3名のゲストに来ていただきました。
三者三様の居場所づくり
フリートークでは、活動を始めたきっかけや苦労したこと、よかったことなどを伺いました。ここでは、活動を始めて起きた変化についてゲストのみなさんが話されていたことを一部ご紹介します。
濱野さん:調布に住んで12年。地域と関わり始めたのは6年目の頃。たった6年しか住んでいなくても地域活動に受け入れてくれるのが調布の良さ。関西出身でなかなか会社以外の関わりがつくれなかったが、ようやく居場所をつくることができたと感じています。6年間続けてきて感じるのは、自分・家族・地域・仕事を包括した自分軸ができたということ。そこには自信を持てますね。先日、小学校で開催したイベントに息子が手伝いにきてくれたんです。これまであまりそういうことはなかったので、嬉しかったですね。イベントではたらく姿に我が子の新しい一面を見れた気がします。
下之段さん:私の会社は溜池山王にあり、そこに集まる社員は、似た価値観を持っていて一緒にいてとても心地いい関係です。一方で、自分が知らないものには出会いにくいというデメリットがある。でも仙川書斎を始めたことで、異質な出会いが生まれたんですね。職種や年齢、性別が多様で、知らないことを投げかけても誰かが必ず答えてくれます。もう一つ感じているのが、地域との繋がり。もともとは地域活動を積極的にするタイプではありませんでした。でも、仙川書斎をつくったことで地域の人に感謝されることが増え、さらに、この街で子育てをしていることで、地域とのつながりを意識するようになりました。
吉牟田さん:私もPolarisと関わることで地域に居場所ができたように感じています。私にとってPolarisではたらくことは日常と地続き。自分が社会課題に感じることに手触り感をもって取り組めることが魅力です。逆に本業では大きな組織でしか成しえない社会課題へのアプローチがあります。組織づくりのあり方も両社でまったく異なりますが、Polarisでの学びが本業で活かせたり、本業で失敗してもそれを私ならではの視点としてPolarisに手渡せたり、自分の中でいい循環が生まれているのを感じます。
「好き」を原動力に、地域で一歩踏み出してみる
イベント後半はグループディスカッション。フリートークの感想や、自分にとってはたらくとはどういうことかについて、グループに分かれて話し合いました。そして、まだまだ話足りなかったものの、最後に心に残ったキーワードとこれから実践してみたいことを発表しあってイベントは終了しました。
次回のテーマは「はたらく×地域メディア」
次回のランタンナイトは10月27日(金)に開催予定。「はたらく×地域メディア」と題して、調布をこよなく愛し、調布の魅力を発掘し、様々な方法で発信している方々をゲストにお呼びしようと現在準備中です。申し込み開始の際には、PolarisのインスタグラムやLINEでお知らせするので、こちらもぜひフォローをお願いします。
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