「素敵な循環が生まれる場所へ」 ボランティアクルーの想いとは
”居場所のいばしょ”、ポラリス森下カフェにはさまざまなボランティアクルーがいます。
立ち上げメンバーでもある上野さんに、活動について聞いてみました。
ポラリスとの出会いと支援のキッカケ
Polarisに関わるようになったきっかけは、それこそ、ひょんなことでした。
長く、急性期病院で看護師として働いてきました。
その中で、趣味として続けてきた音楽も、活用して活動して来ました。
「もっと地域で活動したい!」と思っていたところ、あるケアマネジャーさんに、
「音楽を活用しているデイサービス興味ある?」と紹介していただいたのが、いちばん星だったのです。
といっても、ときは、コロナ禍。
なかなかうかがうタイミングが合わず、
ようやく見学に寄せていただいたのが昨年の秋でした。
そこで代表の宮川さんと、「社会的処方」というキーワードで意気投合?し、
時間が合うときにちょこっとデイサービスをお手伝い、のつもりが、
あれよあれよという間にさまざまな活動が動き始めました。
「街かど保健室」や「うたごえ喫茶」「女の子のためのまったりカフェ」…
ずっとやってみたいと思っていたことが実現できていて、不思議な気持ちです。
活動を通して実現したいこと
病院に来る患者さんにはそれぞれ生活があります。
これはあたりまえのことですが、病院の中にいると、ときどきそこまで目が届かないことがあります。
地域で暮らしている人たちが自分らしく生活するために、広い意味での「健康」の維持・増進が必要、
でも、病院だけで対応することは不可能です。
”居場所のいばしょ”が
地域で、ちょっとしたことが相談できて、顔の見える関係があり、
”いざというときに医療や福祉や行政につなげることができる場所”に
なれたらよいなと思っています。
Polarisの活動に関わるようになって、たくさんの心強い仲間に出会えました。
そして、どんどんそれがひろがっています。
専門職だけではありません。
カフェにふらっと来てくれた人が次の週にはボランティアとして子ども食堂に参加している、というのが、なんかすごく力強いなと思うのです。
集まってきた人の持つ力がより大きくなって、お互いの支えになる、
すごく素敵な循環が生まれていると思います。
この輪・和が、どんどん大きく、頼れるものになっていきますように!
上野さんの素敵なピアノ演奏とともに、懐かしい歌曲を楽しむ「うたごえ喫茶」は毎月、第3土曜日に開催中!
ご予約はInstagramより承っています。ぜひお気軽にご参加ください!
※Instagramへのアクセスが難しい方はコメントでご連絡くださいませ。