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みんなで多文化! インドカレーに初挑戦した子ども食堂1周年

10.26(土)は「いちばん星 子ども食堂」の1周年記念でした。

今回のメニューはなんと、「辛くない本格インドカレー!」

(バタバタしてて、まともな写真を撮り忘れました…)



ことの発端は9月の子ども食堂オープン前。

「せっかくだから、来月の1周年記念は何か特別なことをしたいね。」
そんな想いをクルー同士で話した結果、「食事を摂るだけではない、新たな学びと発見の場にしよう!」と、インド出身のリーパさんが一肌脱いでくれました!

仕込み中の様子


使った食材は
・じゃがいも
・玉ねぎ
・ひよこ豆
・トマト缶
・スパイス などなど。

用いるスパイスは特に、検討に検討を重ねました。


来てくれるお子さんのほとんどは未就学児さんです。

辛すぎて食べられないのは困る!
でも、
「インドカレーらしさ」はしっかり表現したい。

いろんな方法を思案し、試作し、当日もギリギリまで味の調整をしました!


また、予算だって大切な検討課題です。

費用は抑えつつ、しっかりと食べ応えのある一皿にしたい。
たどり着いたのはひよこ豆です。

乾燥したひよこ豆を前日から水戻しして、カレーにたくさん使いました。
お客様からは「こんなに大きい豆が入っているのは見たことがない!」と言っていただきましたが、
小ぶりの豆が使われることの多い、水煮の缶詰を用いなかったからです。
たっぷり時間をかけて戻した豆は4倍の大きさに膨れ上がります。

ふにゃふにゃ柔らかい食感ではなく、しっかりと形が残っていて歯応えがあるひよこ豆はお子様にも大好評でした!

大鍋3つ分のカレーが出来ました!


辛さを控えめにしたとはいえ、もし刺激が強かった場合にと、お助けアイテムの生クリームも用意しました。

「チーズを入れてもおいしそう!」という声もありましたが、使わなかったのはリーパさんのこだわりです。

実際にインドの家庭でカレーを食べる際、昔ならヨーグルト、今は生クリームで緩和してマイルドにするのだそう。
せっかく「本格的な」とうたっている以上、ちゃんと現地で使われているものにしたい!そんな想いは生クリームにだって、しっかり込められていました。

用意したご飯は30合!

いつもより多めに用意しました


お米はリーパさんも所属している「みんなで多文化交流in江東」の渡辺会長が寄付してくださいました。




カレーを待っている間、インドについて知っていただくためのちょっとした印刷物も用意してみました。
(印刷が間に合わず、11時頃にお越しいただいた方にはお配りできませんでした…ごめんなさい!)

インドを知ろうペーパー



私たちはこのポラリス森下で
美味しいご飯をお腹いっぱい食べてもらいたい。は、もちろんのこと

地域の皆さんの居心地の良い場所であること。
を大切にしています。

ひとりでも、家族とでも、ホッとする時間を過ごしてほしい。

だから、スタッフは親御さんに代わってお子さんの抱っこを引き受けますし
お菓子のプレゼントにはゲーム性を取り入れたくなるんです。

食を通して「楽しい思い出が作れる場所」として
これからも子ども食堂を続けていられたらと思っています。

看板は1年前から変わりました


「居場所のいばしょ」の活動には様々なクルーがボランティアで関わっています。

年齢、国籍、職業、関わるきっかけ、抱える問題、得意・不得意はさまざまです。

1年前、うっかり間違ってお店に入った私と同じように、
2ヶ月前にうっかり入店してそのままお手伝いを楽しんでくれているクルーもいます。

「いろんな立場の人にとって、居心地のいい空間」を、作り続けていきます。

仲間も募集してますので、ご興味ある方はぜひ、遊びに来てくださいね。


2年目に突入した「居場所のいばしょ」
これからもよろしくお願いします!


⭐︎最新情報はInstagramから⭐︎

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