![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159620282/rectangle_large_type_2_b116570a903195934cb253a685483da9.png?width=1200)
木星の話
基本情報
基本データ
記号:♃
英語名:Jupiter
年齢域:46〜55歳
支配星座:射手座
吉凶:吉星
社会天体
色:青/紺/紫/青紫
曜日:木曜日
宝石:サファイア/トパーズ
宝石(ナヴァラトナ※):イエローサファイア
代替宝石:シトリン/イエロートパーズ など
動物:馬/象/鯨/イルカ
身体部位:肝臓/肺/助骨/免疫系/脂肪組織
病気:肝臓の不調/拡張や過剰の病
食品:ネギ/アスパラガス/ダイオウ/スグリ/苺
植物:デイジー/ライム/バーチ/桑/トネリコ/オーク
薬草:セージ/ミント/フキタンポポ/ヒソップ/レッドローズ/ヘンベイン
タロット:運命の輪/ワンド6/ペンタクル2/ソード4/ソード8/カップ9
五行思想:木
元素:スズ
(※別途記事作成予定)
キーワード
拡大/膨張/幸運の道筋/財/精神性/楽観性/ユーモア/おおらかさ/余裕/援助力/発展/成長/貢献力/肯定的な在り方/高度な倫理観/社会性/社会的信用/成功/研究/専門知識/哲学/真理/理想/奔放/自由/宗教/流行/外国/法律/善の意識/恵まれているもの/飴と鞭/繁殖/過剰/図書館/広い場所/銀行
人物
外国人/壮年の男性/ふくよかな人保護者/内科医/教師/銀行員/資本家/成功者/学者/法律家/哲学者/神学者/宗教家
木星の話
木星が教えてくれること
人生の道筋に沿った発展・成長/現実的な努力・報酬・収穫/社会的に発展できる強み・才能/自身の幸運を作る方法/経験から得る楽観性/エスカレートしやすい事柄/何を楽しいと感じるか/個の活かし方/甘い見通しによる失敗/他者の価値観の享受/未知や秘密への関心・自分なりの理解/恵まれている事柄/ラッキーポイント/宝・財産
木星の話
守護神はゼウスと言われる吉星。
木星のハウスや星座を見ると、「幸運のポイント」や「社会的な役割」が見えてくる。
木星と、もうひとつの社会天体である土星はともに「法律」を象徴する。
木星の法律は、倫理観や精神論を重視する理想論。
火星で社会に飛び出し、木星では社会の中での役割を見つけていく。
ありのままの現実を見つめ、自身が成長、発展するために必要なことに目を向ける。そうすれば、それを拡大させサポートしてくれる。
木星はいつも応援してくれているのだ。
しかし、木星は文字通り「何でも」拡大させる。良いものも悪いものも。
内面をクリアにしておかなければ、不要なもの、悪いものまで拡大してしまうためそれだけは注意。
木星がうまく働いている時
幸運/成長している/援助が入る/追い風が吹いている/自信がつき寛大になる
木星がうまく働いていない時
堕落/贅沢/怠惰/ルーズ/努力ができない/キャパオーバーになる
グレートコンジャクション
20年に1度、木星と土星が同じ位置で重なる現象。
「発展・拡大」の木星と「安定・収縮」の土星。
対極的な2つのエネルギーがぶつかることで、今ある在り方が崩れ、発展、拡大し、新しく安定し、骨組みが構築されるような構造改革が起こる。
要は時代の節目になりやすい。
追加知識
ただの私の趣味
データ
別の呼称:歳星
他言語名:Δίας(読み:ディアス)(ギリシャ)/Jupiter(ドイツ)/Jupiter(フランス)/Giove(イタリア)/ كوكب المشتري(読み:クークブルムシュターラー)(アラビア)/木星(中国)/목성(韓国)/बृहस्पति ग्रह(読み:ブラースバディグレーへ)(ヒンディー)
分類:木星型惑星
半径:69,911 ± 6 km
直径:139,820km
質量:1.8986×10×^27 kg
表面積:6.21796×10×^10 km2
公転周期:11.86155年
自転周期:0.4135日
大気の性質
大気圧70 kPa/水素>81%/ヘリウム>17%/メタン0.1%/水蒸気0.1%/アンモニア0.02%/エタン0.0002%/ホスフィン0.0001%/硫化水素<0.0001%
発見年:有史以前
発見方法:目視
年齢:46.03億年
木星の特徴
太陽系で最も大きい天体。地球が1400個入るとか。(→拡大、発展)
地球の11倍の半径で、地球の半分以下という速い自転をするため、赤道部分が遠心力で膨らんでいる。
木星の縞模様の正体はアンモニアの氷の粒の雲だが、それが縞模様になるのは、速い自転運動と大気中の大きな流れの関係で雲が引き伸ばされているからだとか。
濃淡は、雲の厚さや粒の大きさの違いによるものと考えられている。
木星の衛星
2023年2月26日時点で見つかっている木星の衛星は95個。うち57個が命名されている。
離心率[※1]や軌道傾斜角[※2]が小さい「規則衛星」と、それらが大きい「不規則衛星」に分けられる。また、「不規則衛星」は順行衛星と逆行衛星がある。
◆規則衛星
「ガリレオ衛星」1610年1月7日に初めて観測された4個の衛星。
名称はイオ、エウロペ、ガニメデ、カリスト。ゼウスの愛人の名前。
「アマルテア群」衛星数は4個
◆不規則衛星
(順行衛星)
「ヒマリア群」衛星数は9個
「カルポ群」 衛星数は2個
「テミスト」「バレトゥードー」
(逆行衛星)
「アナンケ群」衛星数は26個
「カルメ群」衛星数は30個
「パシファエ群」衛星数は18個
[※1]定点と定直線からの距離の比。1より小さければ楕円、1に等しければ放物線、1より大きければ双曲線になる。
[※2]軌道面(ある天体が他の天体の周りを回る平面)が赤道面(地球の自転軸に垂直な平面)に対してどれほど傾いているか。
木星の環
1979年、太陽系の中で土星の環、天王星の環に続き3番目に発見された環。地上から観測するには、最大級の望遠鏡が必要になる。
木星の環は希薄で4つの主要な環から構成される。
「ハロ環」最も内側の環。青っぽく見える。
「主環」比較的明るく非常に薄い。赤っぽく見える。
この2つの環は、衛星メティスや衛星アドラステアに対して未発見の他天体が高速で衝突した結果出た塵からできている。
「アマルテア・ゴサマー環」「テーぺ・ゴサマー環」
幅広で厚く希薄な外側の2つの環。赤っぽく見える。それぞれアマルテアとテーぺ由来の塵からできている。
環の年齢は不明だが、木星自体ができる前から存在していた可能性もあるとか。
木星の神
メソポタミア神話 マルドゥク
ギリシャ神話 ゼウス
ローマ神話 ユーピテル
インド神話 ブリハスパティ
北欧神話 トール
陰陽道 太歳神
ペルシア七曜神 アフラ・マズダ
ゼウスの小話
女好きのゼウス。あちこちで浮気三昧のゼウス。女性だけに留まらず男性にまで手を出しているゼウス。
なぜ最高神こんなことになっているのか。
それは、各地で色んな人たちが「自分たちの先祖はゼウスだ」と主張したから。
そうやって主張した結果、あちこちで浮気をせざるを得なくなってしまったそう。神話上で。
本当にゼウスがいるのなら、そのへんどうなのか聞いてみたい。