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水瓶座の話


基本情報

データ

キーフレーズ「I know(私は知る)」「I solve(私は解く)」
誕生日:1/20〜2/18
黄道12宮名:宝瓶宮 −ほうへいきゅう−(Aquarius)
ハウス:11ハウス/支配星:天王星(副支配星:土星)
2区分:男性(陽)/3区分:不動宮/4区分:風のエレメント
二十四節気:大寒(1月20日〜2月3日頃)・立春(2月4日〜18日頃)
宿曜:虚宿/危宿/室宿
品位:海王星−高揚/太陽−障害/冥王星−下降
最輝星:サダルスウド(β星 3等星)
十二辰:亥
タロット:星

キーワード

叡智/知識/独立/普遍/人道主義/改革/先進的/独創的/風変わり/型破り/科学/エレクトロニクス/人類/閃き/発想力/未来/自由/博愛

象意と場所

南南東/電気製品/科学に関する場所/最新テクノロジーに関する場所/モダンな建物/奇妙さや斬新さがある場所/SNS/ネット/クリエイターが集まる場所

職業

時代の最先端分野の仕事/電波を使う仕事/テレビ関係/放送局/電気関係/IT関係/グラフィックデザイナー/発明家/開発者/研究者/ベンチャー企業
航空機関係/宇宙関係の仕事/天文学/占星学/プラネタリウム/パイロット
政府機関の職員/社会貢献に関わる仕事/国際的機関の職員/フリーランス
一風変わった仕事/独創性を生かした仕事/特殊能力を活かす仕事 など

人物

上記の職の人/宇宙人/外国人

人体部位と病気

足首/循環器系/脛/くるぶし/血管/痙攣や発作を伴う病/奇病

青/スカイブルー/サイケデリックな色/寒色/蛍光色/ネオンカラー/メタリックな色/自然界にあまりない色

ファッション

伝統や周囲の意見にとらわれない独自のスタイルを大切に。ユニークな服やメタリック、人形やアンドロイドのような透明感のあるものなどがピッタリ。また、水瓶座の象意である足首やふくらはぎにポイントを持ってくると◎
【スタイル】
ノームコア/MIXスタイル/ボヘミアンスタイル/ストリート
【素材】
ハイテク素材/変わった素材/新しい素材/光る素材/軽やかで透明感のある素材
【モチーフ】
水瓶/幾何学模様/奇抜なデザイン/ユニークなアクセサリー/メタリックやモノクロのデザイン/サイバーパンク

性質の話

自由と平等を愛する水瓶座。
風のエレメントである水瓶座の風は台風のように、過ぎ去った後をガラリと変えてしまう強力さがある。台風は時に恐怖であるが、水不足が解消されたり、海の生態系の維持する一面があるように、そこには確かに恩恵もある。
「集団」を通して世界を見るため、世界の「よりよい在り方」を実現しようとする。

水瓶座的な生き方

友愛の星とも言われる水瓶座。
友愛といっても、水瓶のそれは各々の自立の上に成り立つ。

水瓶の目指すところは、すべてのものの「よりよい在り方」
「よりよい在り方」とは、誰もが自由であること。それこそが、全体が整うことを無意識に知っているからだ。
そのためには、個がそれぞれの違いを平等に公平に判断し、個がそれぞれきちんと自立している必要がある。

その在り方を誰より体現しているのが水瓶座だ。
だからこそ、水瓶座は罪を憎んで人を憎まないような公平さを有し、周りの意見ではなく自身の考えをもって平等に自由に判断をする。
それが間違っていたり、新たな一面を見つければ、また新たな判断を下す。
そうして、築き上げては壊し、進化させていく姿は時に、他者の目には独創的に映るのだろう。

また、周りの多数の意見に合わせなくてはいけないような全体意識に囚われると、途端に自信がなくなってしまうことも。

だからこそ、自身で考え、自立していることを大切にすること。
水瓶座が独創的なのは、世界を正しく認識できている証拠なのだから。
終わりのない進化を楽しんで。

プラスに働いている時

個性的/個人の自由や個性を尊重する/独自のスタイルがある/革新的/型にはまらない/自由な発想/博愛主義/何に対しても誰に対しても平等/理論的/無私無欲/周りに流されない/交友関係を大切にする/合理的な視点を持つ/ストレート/責任感がある/人情家

マイナスに働いている時

変わり者/こだわりが強い/非常識/無秩序/協調性がない/冷たい/独占欲/頑固/反抗的/屁理屈ばかりこねる/融通がきかない/批判がすぎる/孤立する/頭でっかちになる/気が弱い/自信がない

神話

オリンポスの神々は、毎晩のように飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎ。
その給仕をするのは、へべという美しい女性だったが、ヘラクレスと結婚するためオリンポスから離れることになった。
代わりの者を見つけなくてはならなくなったゼウスは、次の給仕を探し始めた。

都市トロイの上空を飛んでいた時のことだった。
ゼウスは一人の少年を見つけた。その少年は、地上にいるどんな美女よりも美しいトロイの王子であるガニュメデスだった。
空からでもわかるほど美しいガニュメデスを一眼で気に入ったゼウスは、大きな黒わしに変身し、雷とともに地上に舞い降りてガニュメデスを攫ってしまう。

突然攫われ、なにがなんだかわからないガニュメデス。
黒わしの姿を解いたゼウスは彼に事情を話し、給仕をするよう言うが、ガニュメデスは何も言わずに残してきてしまった両親のことが気がかりで仕方がない。
そこでゼウスは、トロイの国王と王妃に説明するため地上に向かった。

ゼウスに事情を聞いたガニュメデスの両親。
大切な息子と離れてしまうのは悲しいが、神に仕えると説明されては反対はできず、そのことに了承した。
ゼウスはトロイが豊かになるように、代わりに黄金の葡萄の木を授けた。

こうしてガニュメデスはオリンポスで神々に仕えることになる。
ゼウスはそんなガニュメデスの姿を、両親がいつでも見られるよう、星座にするのだった。

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