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獅子座の話


基本情報

データ

キーフレーズ「I will(私は志す)」「I create(私は創造する)」
誕生日:7/23〜8/22
黄道12宮名:獅子宮 −ししきゅう−(Leo)
ハウス:5ハウス/支配星:太陽
2区分:男性(陽)/3区分:不動宮/4区分:火のエレメント
二十四節気:大暑(7月23日〜8月7日頃)・立秋(8月8日〜22日頃)
宿曜:星宿/張宿/翼宿
品位:冥王星−高揚/土星・天王星−障害/海王星−下降
最輝星:レグルス(α星 1等星)
十二辰:巳
タロット:力

キーワード

芸能/芸術/表現/創造/演出の舞台/消火/受け入れる/現実の理解/現実に向き合う/王/君主/支配者/指導者/威厳/威光/強固な意志/栄華/賞賛/悦楽/自信/勇敢

象意と場所

北北西/大きな建物/立派な建物/高級な建物/議事堂/城/砦/高い所/険しい所/広場/岩壁/パーティー会場/大掛かりなイベント/遊園地/職位が高い人が集まるお店や食事会

職業

目立つ仕事/華やかな仕事/俳優/歌手/タレント/劇場
舞台関係/演出家/ディレクター
人の上に立つ仕事/教師/政治家/裁判官
高級なものを取り扱う仕事/デパート/ホテル
資格が必要な仕事/役人/自営業/レジャー産業/スポーツ選手(個人種目)/販売員/投資家 など

人物

上記の職の人/王様/社長/トップの人/派手な人

人体部位と病気

心臓/背中/脳/脊髄/血管/循環器系

金色/オレンジ/スカーレット/アンバー/ロイヤルブルー、ロイヤルパープルなどロイヤルのつく色

ファッション

ゴージャスでしっかりとした質感のものが獅子座的。目を引くようなデザインや大胆なデザイン、大柄のもの、ブランド物などもピッタリ。また、獅子座の象意である背中を大胆に見せたりなど、背中にポイントを持ってくると◎
【スタイル】
エレガント/クラシック/モード/セクシー/渋谷
【素材】
高級感のある素材/ファー/貴重品
【モチーフ】
獅子/太陽/アニマル柄/王冠/ジュエリー/星/ラメやスパンコール

性質の話

自身の演出に長けたエンターテイナー。
火のエレメントである獅子座の火は、闇を照らす日。太陽のように、誰もが魅了されてしまうような圧倒的な存在感を放つ。
「他者」を通して世界を見るため、相手からの評価によって自身を確立しようとする。そのため賞賛が必要。

獅子座的な生き方

殻に閉じこもって自己を見つめた蟹座。そこで見つけた答えを試すように、獅子座は自己表現や自己実現をもって他者、ひいては世界と繋がっていく。
そのため、現実的に課題や試練に向き合う力、責任感を持っている。

獅子の堂々とした様は、揺るがない自身への肯定があるから。
あるがままでいいという肯定。ゆえに卑屈さもなく屈託もない。それは他者に対しても同じ。
その堂々たる姿は頼もしく、目を離せないほどの魅力、存在感がある。けれどもそれは、人の輪の中にいてこそ。
他者と関わること。自己を表現できる場所を探すこと。自らが輝く舞台を見つけること。そしてそれを諦めないこと。
たとえどんな逆境にあっても、獅子の中に眠る不屈の精神が支えてくれる。


プラスに働いている時

寛大/気前がいい/親分肌・姉御肌/もてなすことが好き/陽気/情熱的/活動的/遊び心がある/印象深い/思いやりがある/誠実/ロマンチスト/堂々としている/自信に満ちている/怯まない/豊かな感情表現/華やか/華麗/強い美意識/人生を謳歌する

マイナスに働いている時

我儘/目立ちたがり/派手好き/見栄っ張り/自惚れ屋/高圧的/権力志向/横柄/傲慢/虚栄心/独占欲が強い/名声にこだわり中身がない/他者を顎で使う/他者を盾にする/大袈裟/威張る/賞賛する人以外を排除する/偏った人間関係/裸の王様/楽しみばかり求める

神話

ネメアの森に、人喰い獅子と呼ばれる獅子が棲みついていた。
勇敢な者たちがその獅子を倒すため森に入っていったが、誰一人として帰ってこなかった。
困った村人たちは、ゼウスに助けを求めた。

ゼウスは、ヘラクレスを派遣することにした。
ヘラクレスはヘラの呪いにより、自身の子を殺してしまった罪で十二の試練を課せられていたのだ。
その最初の試練として、人喰い獅子と戦うことになるのだった。

ヘラクレスは棍棒を手に戦いに挑む。しかし戦いの途中、棍棒は呆気なく真っ二つに折れてしまった。
獅子はヘラクレスに襲いかかり、前足で地面に押さえつけた。こうなれば、ヘルクレスは素手で戦うしかない。
鋭い爪の攻撃を躱しながら、ヘルクレスはどうにか獅子の首を捕まえた。

暴れ回るライオンの首を離すまいとしがみつく。
そのまま日が沈み、また日が昇り、三日三晩、獅子の首を締め続けた。
そうしてようやく、獅子は静かに息絶えた。

戦いに勝ったヘラクレス。彼は獅子の爪を使って、硬い毛皮を剥ぎ取り身に纏うと、次の試練へと旅立った。

獅子の骸だけが残ったネメアの森。
そこへ降り立ったヘラは、彼女が憎むヘラクレスを苦しめてくれた褒美として、獅子を空へとあげるのだった。

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