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天王星の話


基本情報

基本データ

記号:♅(⛢)
英語名:Uranus
年齢域:71〜84歳
支配星座:水瓶座
吉凶:凶星
時代天体

色:強い緑みの青/エキセントリックブルー
曜日:−
身体部位:内分泌器官/脳/神経/神経伝達/脈や呼吸など体のリズム
病気:痙攣
タロット:愚者(近代占星術をベースにした場合)
五行思想:−
元素:白金

キーワード

革命/変革/斬新/刷新/時代の先取り/予測不能な変化/未来/最新/発明/発見/限界の突破/科学/IT/テクノロジー/ネットワーク/コミュニティ/横のつながり/自立/反抗/個人主義/開放/理想/個性/個の意識/流行/時代の流れ/秘術/占星術/真理の探究/常識の改変/公平性/異国/変わり者/宇宙関係/天文学/考古学/超科学/天才/ハプニング/分離/自由への強い衝動

人物

浮気相手/同志/エキスパート/科学者/発明家/占星術師/思想家/革命家/電気技師/専門技術を持つ人/変わり者/異性/外国人

場所

飛行場/現代的な建物/テレビ局 など


天王星の話

天王星が教えてくれること

被害者意識からの開放/依存・支配から脱する意識の開花/主体性のある現実化・未来創造/外部からの早急な変化・不可抗力による変化/自由を得るために障害を排除する強さ/自己肯定から生まれる自由意志/未来を良くするための発想・行動/方向転換しようとするポイント/革命や改革が必要な分野/予測不能なことが起きやすいポイント/人生の転機/反抗の対象

天王星の話

トランスサタニアンと呼ばれる土星より外側の天王星、海王星、冥王星。
この3つの天体の影響は、コントロールできない力であり、人生や社会を根本的に変えるエネルギーを持っている。

中でも天王星は、土星が作り上げた枠組みのルールを壊し、新しい未来を創造する役割を持つ。そのために、物事をクリアに客観的に見る視点、新しい発想やアイデアを与えてくれる。
そんな革命の星である天王星が絡むと、突発的な出来事や変化が起こりやすい。

天王星が入る星座は、同世代の人々と共に革命を起こそうとしている場所。
ハウスはより個人的で、変化が起きやすい分野や斬新なアイデアをもたらすポイントなどが知れる。

天王星の影響

社会的な変化が現れやすい時
・次の星座に移る時
・他の天体とアスペクトをとる時

個人レベルでの影響
・進行中の天王星がネイタルの太陽や天王星とアスペクトをとる時
・進行中の天王星がASD(アセンダント)、MC(ミディアム・コエリ)とのアスペクトをとる時


追加知識

ただの私の趣味で集めたデータ

データ

別の呼称:ハーシェル
他言語名:Ουρανός(読み:ウラノス)/Uranus(ドイツ)/Uranus(フランス)/Urano(イタリア)/أورانوس(読み:ウーラーノース)(アラビア)/天王星(中国)/천왕성(韓国)/अरुण ग्रह(読み:アルヌグレーヘ)(ヒンディー)

分類:天王星型惑星
半径:25,559 km
直径:51,118 km
質量:86.811×10×^24 kg
表面積:8.13 ×10×^9 km2
公転周期:84.25301 年
自転周期:17時間14分

大気の性質
大気圧 深さによって異なる/水素83%/ヘリウム15%/メタン1.99%/アンモニア0.01%/エタン0.00025%/アセチレン0.00001%/一酸化炭素・硫化水素 微量

発見年:1781年3月13日
発見方法:自宅の望遠鏡で観測
発見者:ウィリアム・ハーシェル
発見場所:イングランド バース
年齢:45.03億年

天王星の特徴

・太陽系で3番目に大きく、土星に次ぐ大きさの惑星。

・自転軸がほぼ真横(98度)、つまり寝転んだような状態で自転しながら公転しているため、天王星では昼が42年、夜が42年続く。天王星誕生の頃、他の天体と衝突したからではないかと考えられている。

・太陽の方を向いている面(昼の面)より、赤道付近の方が温度が高い。

・岩石の核と氷のマントルのまわりにガスの層をもつ巨大氷惑星。天王星は緑がかった青色は、水素やヘリウムでできた大気中に少量含まれるメタンの色。


臭い天体…?

2018年、天王星の雲に硫化水素が含まれているのが確認されたと発表された。

ハワイのジェミニ天文台に設置した赤外線望遠鏡で、天王星の雲が屈折させる特定の太陽光を観測、測定し、硫化水素が含まれていることを確認した。

要は、どうやら腐った卵の匂いがするらしいことがわかったのだそう。
ゆで卵の匂い、温泉のあの独特な匂い、おならの匂いがするのだと。
なんか、ちょっとかわいそうに見えてきた。

それはさておき、天王星には水素を主成分としたガスの層がある。
似た環境であるガス惑星の木星や土星の雲では、アンモニアは見つかっているものの硫化水素は確認されていない。
このアンモニアと硫化水素の違いは、惑星が形成された時のそれぞれの温度や位置関係によって窒素と硫黄のバランスが左右されたと考えられている。

なお、氷点下200度ほどなので、直接匂いを嗅ぐことはできない。


天王星の環

1789年2月22日に、発見者ウィリアム・ハーシェルによって環があるのではないかと記録されている。
大部分が不透明で、幅はわずか数km。
環のほとんどは直径0.2から20mの大きな粒子でできている。

天王星の環は6億歳を超えず、かつて天王星の周りにあった衛星が衝突し砕けた破片からなるものと考えられている。

環は13本から成り立ち、天王星から距離が遠ざかる順に、1986U2R/ζ、6、5、4、α、β、η、γ、δ、λ、ε、ν、μと呼ばれる。

天王星の神

ギリシャ神話 ウーラノス
ローマ神話  ウラヌス

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