愚者の旅 Episode 5
僕は船に乗って
初めての街を訪れた
その街はキラキラで
初めて見るものがいっぱいだった
僕は街の人たちに挨拶をした
すると、街の人が突然大声で怒鳴りだした
僕は怖くなって、街の端に逃げ込んだ
そんな街の端っこで、十字架を持つ人に出会った
どうしてこんなところにいるんだい?
その人が優しく僕に尋ねた
ここはとても怖い街だから
そう言うと、その人は微笑んで言った
怖いと思うのは、君がこの街を知らないからだ
この街の皆が、平和に暮らすためのルールを
他者を受け入れるための常識を
街の人もまた、怖いのだ
さあ、学び、知りたまえ
君と皆の平和のために
教皇
ルール/モラル/信頼/視野を広げる/高い精神性/包容力/伝統
嫌な人は本当に嫌な人なのだろうか?
生まれた時から嫌な人?
もし、その人がそうならざるを得なかった何かがあったなら?
色んな視点を増やしていけば、憎しみや憎悪は少し軽くなるかもしれない。
もしくは、それを原動力にできるかもしれない。