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双子座の話


基本情報

データ

キーフレーズ「I Think(私は思考する)」
誕生日:5/21〜6/21
黄道12宮名:双児宮 −そうじきゅう−(Gemini)
ハウス:3ハウス/支配星:水星
2区分:男性(陽)/3区分:柔軟宮/4区分:風のエレメント
二十四節気:小満(5月20日〜6月4日頃)・芒種(6月5日〜20日頃)
宿曜:觜宿/参宿/井宿
品位:ドラゴンヘッド−高揚/木星−障害/ドラゴンテイル−下降
最輝星:ポルックス(β星 1等星)
十二辰:未
タロット:恋人たち

キーワード

移動/運搬/交通手段/伝達/伝播/意思疎通/コミュニケーション/言葉/メッセージ/会話/言語/交流/人間関係/思考/知性/好奇心/道具の扱い方/分離/再合成・再編成/変換・固定化/組み直す/時間管理

象意と場所

北北東/駅/郵便局/切符/電話会社/通信所/電話ボックス/電話機/学校/勉強部屋/書類/掲示板/広告/階段/丘や高い所/屋根裏部屋/交通のいい下町/ガレージ/風車/行き慣れたの店/人が多く賑やかな場所/SNS

職業

運輸関係や移動する仕事/配達員/タクシー/バス運転手
情報関係の仕事/伝える仕事/言葉に関する仕事/喋る・書く仕事
マスコミ/出版/宣伝/広告/文筆業/脚本家/ライター/ガイド/通訳/旅行業/外交官/フリーター/会計士/教師/派遣社員
出張が多い仕事/手先の器用さを生かした仕事/事務用品に関する仕事/本業と副業など、二つ以上の仕事 など

人物

上記の職の人/身近な人/兄弟/若い人

人体部位と病気

腕/肩/手/指先/肺/神経系/呼吸器/喘息/気管支炎/甲状腺/ストレスからくる病気/精神的な病気

空色/淡青色/黄色/グラデカラー/グレー/蛍光色/明るいグリーン/ポップなカラー/明るい色

ファッション

小物使いが上手いためアクセサリーを重視。流行っているもので、動きやすくて爽やかなテイスト、遊び心のあるデザインや、異素材をミックスしたデザインもピッタリ。また、双子座の象意である腕や指先にポイントを持ってくると◎
【スタイル】
シンプルカジュアル/ストリート/スポーツミックス/ボーイッシュ/ユニセックス/POPなもの/MIXスタイル
【素材】
光沢のあるもの/リネンやコットンなどの快適なもの/軽い素材
【モチーフ】
ツインズ(2色のもの、2セット、色違い)/ロゴデザイン/本や文学/文字/抽象的なアート柄/変化のある複雑な柄/星座や天体シンボル/カラフルで軽やかな色

性質の話

誰よりも柔軟に物事を取り入れる双子座。
風のエレメントである双子座の風は柔軟で、日常にある風のようにどんなところにも吹き、あらゆる事に興味を持ち、好奇心のまま流れていく。そうして、香りや音を届けるように、自身がキャッチしたあらゆることを伝えていく。
「私」という個人を通して世界を見るため、自分の思うままに動きたい欲求がある。けれど同時に、自分一人ではできないことがあることにも気付き始める。

双子座的な生き方

「思い立ったが吉日」が双子のペース。双子座にとって、その瞬間に動き出さないと好奇心を捨ててしまうことになりかねない。
風のように軽やかに動き出し、動きながら考えるくらいで丁度いい。
知性の天体を支配星に持つ双子座は、それでも順序立てて組み立てる知性を持っているから。

好奇心のままに学び、交流し、時には別のジャンルでも上手く組み合わせて融合させて、それを伝えていく。それが双子座の在り方。
伝えたいことをきちんと受け取ってもらうには、相手に心を開いてもらう必要がある。双子はそれを無意識の中で知っている。
素直で明るい開放的な心は、他者に心を開いてもらうためのもの。
時にそれが上手くいかず、孤独を感じてしまうこともあるかもしれない。
けれど、他者には真似できない軽やかな美しさが、双子の言葉に備わっていることを忘れないで。

他人に何と言われても問題はない。どれだけお喋りでも問題はない。たとえミーハーでも本望だ。
「だって、あれもこれも知りたいから。だって、知って欲しいから」それでOK。


プラスに働いている時

ノリがいい/話し上手/明るい/空気が読める/フレンドリー/広い交友範囲と関係/人付き合いが上手/才能に溢れる/器用/話術/高い言語能力/勉強が好き/知的美人/聡明/頭の回転が速い/理知的/クール/流行に敏感/そつがない/多趣味

マイナスに働いている時

ずる賢い/浅い人間関係/本音が読めない/一貫性がない/気まぐれ/神経質/決断力がない/口数が多い/詮索好き/イライラしやすい/困難から逃げる/継続できない/最後まで達成できない/信念がない/二枚舌/冷淡/熱意がない/裏切り/欺き/真理に触れない

神話

白鳥に姿を変えたゼウスと、スパルタの王妃・レダの間に生まれた二つの卵。
その一つからはヘレンとクリュテムメストラという姉妹、もう一つからはカストルとポルックスという兄弟が生まれた。
兄のカストルは人間の身体、弟のポルックスはゼウスの血を引き、不老不死の身体だった。
身体の強さに差はあれど二人はとても仲が良く、日々戦いの訓練をしていた。そうして、カストルは剣の名人へ、ポルックスは馬術と拳闘の名人へと育った。
二人はいつも一緒に戦場を駆け巡り、多くの戦功を立て、双子の兄弟は誉れ高い英雄として評判になっていった。

ある日、メッシナのイダス兄弟と戦うことになった二人。
いつも以上に苦戦を強いられるも、二人は勝利を掴み取る。
しかし、この時カストルは流れ矢に当たってしまい、命を落としてしまった。

いつも一緒にいた弟のポルックスは悲しみに暮れ、兄の死が耐え難く受け入れることができなかった。けれども、ポルックスは不老不死の身。
自身で死ぬこともできず、ポルックスはゼウスに強く懇願した。
「生まれた時が同じなら、死ぬ時も同じでいたいのです。どうかわたしの不死を解いてください」

ゼウスは兄を慕うポルックスの心に打たれ、ポルックスの死をカストルと分け合い、1日の半分を天界で、もう半分を地上で人として暮らす事を提案した。
そうして二人は不死を分け合い、今も楽しく暮らしているそうな。

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