もやもやした思い出
なんの脈絡もない話です。
学生の頃ほんの少しだけお付き合いしていた彼にボソッと「重た、、」と言われたことを、ふと思い出しました。
もう10年くらい前かな?
この言葉が、喉に引っかかった魚の小骨のように、ことあるごとに少し痛くて、抜けなくて。
「重い」って言葉、恋愛においてよく使われますけど、この言葉って、本当に暴力で。人ひとり、軽いわけなくて、重たいのは当然です。
心のどこかで軽んじられてたのかな。
わたしは付き合うからには、一生大切にしたい!の気持ちで相手に向き合うのですが、彼は違ったのでしょう。
わたしも未熟で、そのあたりの見極め・嗅ぎ分けができずにお返事しちゃったんですね。
かと言って!
人に向かって言っていい言葉ではないのです。
最低な言葉なので、わたしが傷つけられる必要もないし、忘れてしまえばいいのです。
が、他の人より、多分ほんの少し記憶力がいい自分の頭が憎い。
ずっとずっと忘れられない。
喉に引っかかった小骨。
いつか、胃に流し込まれる日がきますように。
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