退院前の様子

現在、主治医やプライマリ看護師さんなど
お世話になった医療者のみなさんへ折り紙やお手紙を
子が自分で少しずつ用意しています。

「勉強とリハビリをがんばって
 医療者になってこの病棟に戻ってくるね。
 その時までお仕事がんばっててね。
 今までありがとう。大好き。」
こんな趣旨のお手紙です。

時系列ではなく、退院前の様子を先にupするのには
意味があります。

白血病と言われて、やみくもにいろいろ検索していた頃、
読み進めていくうちに経過が悪いストーリーにもあたり、
先が気になって途中では読むのをやめられず、読んで凹む。ということが何回かありました。

特に、寝られない夜にスマホ検索するときに限って悪い話が目に入り、悪い方に空想が広がっていました。


今となっては、ひとつひとつが個人の体験記ですし、
治療経過もそれぞれ。
同じ病名でもひとりひとり違うと理解できるのですが
病名判明して動転していた頃は視野がぐっと狭くなっていました。

入院からの経過を時系列で並べるよりも、退院時の様子を
先にお知らせした方が読み進めてもらえる。

結末を最後まで知りたくない推理小説の類でもないし、
CMを挟んで視聴率を伸ばすような番組でもないので
先に退院前の様子をupします。

つまり、入院中、予想していなかったようなことが
起こったのだけれど、なんとか元気になって
退院できそう、というところにたどり着くのです。



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