年末年始の付き添い入院
本退院してしばらく、サイトメガロウイルスの
数値が高いので再入院。年末年始を挟む一週間です。
重症な辛そうな入院期間ではなく、親として
心配ではなかったのですが、子はせっかくの冬休みを
きょうだいと家で過ごせないことに落ち込んでいました。
年末年始期間は普段の小児病棟とは少し様子が違います。
血液疾患は治療期間が長く、また輸血が必要だったりもするので
年末年始と言っても全員が一時退院できるわけではないけれど
やはり看護スタッフも患児も最小限。付き添い親は自分の他にいません。
大晦日でも元日でも、同じ一日。
カレンダーに惑わされるなっ、と自己暗示をかけて
過ごしていましたが、
親は別室で食事をとるのですが、親の食事場所のデイルーム内の
ごみ箱に毎食自分のごみだけが積み重なっていく。
親の入浴予約ボードは常に白紙。(いつでも使える)
『咳をしても 一人』『鴉啼いて わたしも一人』
国語の教科書に載っていたあの句を思い出してしまうほどでした。
付き添い親同士でちょっと顔を見られるだけで
元気をもらえるということのありがたみを再確認。
日勤のTO DOを全て終えたのか、
いつもクールなてきぱき系看護師さんが、
患児たちとウノに興じていたりするという
日頃見ない風景にも出会いました。
年末年始期間を終えると10人くらい戻ってきて
廊下がにぎやか。楽しそうな声も、聞こえてきて
時間の流れ方も違って感じました。