記事一覧
心境の変化はグラデーション
退院して数カ月経ちました。
子も復学して元の学校に通っています。
「まさかうちの子が小児がん!」が頭の中を100%占めていましたが
だんだんと他のことを考えられるようになってきました。
発病が分かってしばらくの私はこんな様子でした。
本でも読もうと思って図書館に行っても闘病記か病気の知識のもの
しか目に入らない。
幸せそうに歩いている家族がうちと同じようなきょうだい構成だと
眼をそらしたく
年末年始の付き添い入院
本退院してしばらく、サイトメガロウイルスの
数値が高いので再入院。年末年始を挟む一週間です。
重症な辛そうな入院期間ではなく、親として
心配ではなかったのですが、子はせっかくの冬休みを
きょうだいと家で過ごせないことに落ち込んでいました。
年末年始期間は普段の小児病棟とは少し様子が違います。
血液疾患は治療期間が長く、また輸血が必要だったりもするので
年末年始と言っても全員が一時退院できるわけで
妊孕性のこと②:ほぼ脱線回
結婚してもしなくてもいい。出産してもしなくてもいい。
どちらも個人が自由に決められること。
もともと、フラットに考えているつもりでしたが、
ふと、無意識に『結婚して出産すべし』のバイアスが
自分にもかかっている、ということがありました。
そこでふと気づいたのです。
長い間親のバイアスが刷り込まれて暮らしていたことに。
ここからは、スプラトゥーン的な例えを交えて。
注:街中に自分色のインクを塗
アピアランス、ルッキズム
今までよりも気になること。
地上波TV番組で、薄毛とか、見た目のことを揶揄する番組が多い。
美カテゴライズの人に醜カテゴライズの異性が言い寄るのを見てくさしたり。
醜カテゴライズの人は何をしてもくさされていたり。
抗がん剤で、頭髪全く無しになった我が子は
どんな気持ちで見ているんだろうか。
原籍校の先生から
「見た目のことは言わない、休みの子がいても理由を聞かない」は徹底しています、とは聞
noteをはじめたきっかけ
子どものころから本が好きで、大人になったら
図書館司書か作家になりたい。と思っていました。
司書にも作家にもならずに今暮らしていますが
子の長期入院をきっかけに、twitterの文字数では
足りない思いを書き残したくなり、また、
同じ立場のご家族や経験者さんや医療者さんの
目にとまることもあるかと思い、
つれづれなるままに心にうつりゆく
よしなしごとをそこはかとなく綴ります。