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しつもんゼミインタビュー⑤|もえちゃん

「これからの時代、自分で問いを立てることが必要だ」

島根県海士町(あまちょう)にある隠岐國学習センターで島前高校生と6回にかけて開催した問いのつくり方を学ぶ「しつもんゼミ」。高校生と共に制作したカードをご購入いただいた皆さんからの「カードをつくった高校生に会いたい!」というお声に応え、高校生の「あのとき」と「その後」をインタビューしました!

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ー最初どんな感じででていた?

最初は緊張していました。
大野さんと、しつもんのプロって人がくると聞いて笑
でも、全然怖くないし、すごく自分が声を発しやすい場で、それもあって人も増えて、すごく刺激になった。

ー思い出に残ってる回とかある?

あ~、あります!めっちゃ印象に残ってるのは、
5年後の自分の場所に経ってから、自分の場所に戻ってしつもんするワークがあって。距離と言うか、動くだけでこんなに気持ちが変わるんだなあと思って。
ちゃんと5年後に自分がいる感じがして、メッセージやしつもんを考えることができた。またそんな風にやってみたいなと思った。

ーそのときに実際どう感じたの?5年後の自分からどう見えた?

何をやってるかは全然わからなかったけど、ちょっとグレードアップした自分が感じられて、考えたのを覚えてます。
あと、雰囲気的にも、重い雰囲気のゼミじゃなかったので、良い方の5年後の自分を考えられた気がします。

ーいつもアイスブレイクで身体動かしてから進路につなげたりしたから、楽しい雰囲気でできたよね!

そうですね!学校でも、今日しつもんゼミだよねって話すときがあって。他のメンバーとも「絶対今日もゲームやって、進路につなげるやつだよね~」って、話す共通のワードみたいのがあって楽しかった笑

ーあの時期しつもん色に染まったよね(笑)
あのとき進路での気付きもあった?

皆で問いを考えてバーっとならべたとき、
自分で気になった問いを拾って、それに対して答えたときに、自分で問いを考えて答えるのを1人でやるのはなかなか難しいかなあと思うけど、結構自分の過去や進路につながる問いがたくさんあったから、ヒントになったというか。
自分こういうところに影響されてたんだなっていうような気付きが毎回沢山あった。
進路に直接っていうか、振りかえったり将来を考えるきっかけがたくさんあった気がします。その場が設定されてるから、ちゃんとそのモードに入れるし。
しつもんカードも今は持ってるし、いろんなきっかけがもらえてよかった。

ー「自分だと考えやすくて楽しい質問を考えがちがったけど、厳しいしつもんも考えたいと思った」って言ってたよね

それは結構ありました。
今の自分には、考える場を設けて、それに挑んでみよう!と思えた。

ーゼミが終わって、最近変化したことはある?

しつもんっていうワードに反応するようになりました。覚えてるワードの1つに、「答えたくなる問い」っていうのがあって。新入生とかと話すときに、無意識に答えたくなる問いを答えるようになってます。

あとは、しつもんをされたときや、誰かと話してるときに違うこと考えちゃうことがあって笑。こないだも、こうしつもんされたら答えやすかったなあって考えたりしてて笑
自然としつもんをされたときに、答えやすいしつもんを意識するようになったと思います。
カードをもらえたのがうれしくて、筆箱と同じくらいの頻度で持ち歩いてるメンバーもいたし笑、それくらい影響があったんだろうなって。このゼミに入ってなかったら損したんだろうな~って。最初は結構怖かったですけど笑

ー最近の自分に立てたい問いはある?

最近ほんとに悩んでて。
でも、「その選択肢で納得できるのか?」というのは、島前高を決めた一番の決め手でもあるし。納得できるならそこでGOしたいと思います。

ー進学と、実家の八百屋さん継ぐので迷ってるんだよね?

それと、お手伝いしながらお給料もらえるところに行くっていうのも。
でも大学で出会った仲間って、高校の仲間と同じように大事だと思うんですよね。だから、それが迷ってるところと、お手伝いといってもコロナの影響で中止になったりなかなか進まないところと・・。

ーいつごろまでに決めたいってあるの?

夏休み中ですかね。
親に作ったんだよ~と言ったら、私も答えたいって言ってました!

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(しつもんゼミの様子)

これからの時代「自分に問うことが必要だ!」という思いからはじまったしつもんゼミ。6回のゼミで高校生たちと共につくった「しつもんカード(Life Is Learning | 高校生が未来の「私」に贈る問い【対話型カードセット】)が大人気で嬉しく思っています。


しつもんゼミの詳細とカードのご購入ははこちらからご覧下さい!
https://miryokuka.stores.jp/items/60b8665c4be7ef5caf9ec148

※本インタビューは2021/7/26に行ったものです

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