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まだ10代。もう歳をとりたくない。

今年は10代ラストの年だ。
小さい頃は大人に憧れていたが大学2年生の今、大人になんて全く憧れを抱いていない。

本音を言うと歳をとりたくない。早生まれで良かったなと思う。SNSや本では「歳を取りたくないなんて言わないで。成長すること。良いことである。」なんて書いてある。

"大人"によって"若い女"を搾取される仕事をしていると、若ければ若いほど良いとされている。
お客 「何歳なの?」
私    「18歳だよ」
お客 「まだ若いね。可愛いね」

こういう会話をする時、私はほっとする。まだ18歳で通用するんだ。自分はまだ大丈夫だ。若い。

私は「若さ」にしがみついて自分を肯定、安心させているのだ。

歳をとって若い女では無くなると、今よりも責任や煩わさが付いてくるので嫌だ。この考えは良くないということは分かっている。

若いだけの女にはなりたくない。嫌だ。
でも世間が若さを求めている。気持ち悪い。

私は1ヶ月後、10代ではなくなる。20歳になる。
小さい頃憧れていた20歳。今はそんなにキラキラしたものじゃないように見える。あの頃に戻りたいなんて言えないが、20歳に嫌さを感じながらもまだ若いよねと自分に自分を肯定させながら20歳を迎える。


なんだか今回の文章は、自分よがりで私のナルシシズムをさらけ出したが、"大人"になった私がまたこの文章を見た時、ふふって笑えるようになってたらいいなと思う。


2021/12/6   19歳の私より

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