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【インターナショナルスクール】子どもたちの1年を振り返る



ポーランド在住2年目に突入


夏休みの旅ブログをやっとこさ書き終え(どんだけ時間かけてるんだ)、遅ればせながら子どもたちの学校生活1年目を振り返りたいと思います。

去年とは違って今夏は旅行の計画などもあり、それなりに充実した時間を過ごしたためか、夏休みはあっという間に過ぎてゆき・・

9月、学校生活2年目のスタートを切りました!

2年目だからか、なんだか時の流れが速くてもう11月も後半。ここ数日、ポーランドは雪が降るような厳しい寒さです。私的には寒さよりも、16時前にはもう真っ暗という日の短さが、身にこたえます。。。

綺麗な秋空の日は気持ちがいいんですけどねえ


三姉妹それぞれの1年

長女の場合

真面目で几帳面な長女。オンライン英会話は、ほぼ毎日欠かさず続けました。最初は難しくついていくのが大変だった理科系の教科、だんだんとコツを掴んだのか、ほぼ満点の評価をもらえるように。言語系は英語、スペイン語、ポーランド語、の3つが必修という過酷さでしたが、立派にこなしました。

IBに特有の、SA(Service as Action)にも取り組み、個人プロジェクトとして、タバコの健康被害を訴える活動をしました。家の周りの吸い殻を拾いに行ったり、喫煙の健康被害についてのプレゼンをしたり、ポスターを作って学校に掲示したり。

ポーランドに来て一番驚いたのは、電子タバコ(VAPE)を吸っている高校生くらいの子が多いこと多いこと!!キャンディのような甘い匂いの煙をそこらじゅうでモクモクさせている・・・歩きタバコも多く、道路には吸い殻がいっぱい落ちてます。

他学年のクラスでプレゼン

グループプロジェクトでは、低学年の子のために、クリスマスの飾り作りワークショップを企画。イベント告知のポスターを出して、材料を用意し、実行、振り返り、までの一連の流れを先生に報告することで、プロジェクト完了!となります。

クリスマスクラフト。自発的な取り組みが評価されるIB校。

こういったプロジェクトもの(?)が多い印象のIB校。なんでもイチから自分で考えて、自由にやってみて!!ということ、日本ではまあないよね。少なくとも私の世代ではやってこなかった。でもこれって、将来社会に出てから必要な力だと思います。

個人的に残念だったのは、親の参観の機会がなかったこと。せっかく頑張っていたので、授業の様子を見てみたかったな。


次女の場合

学業面でいちばん苦労したのは、次女ではないかと思います。周りはほぼ英語コミュニケーションに問題のない子たちばかり。聞けば教えてくれる、のですが、引っ込み思案な次女はなかなか聞くことができません。日本とは違い、「分からない!ここ教えて!」とアピールしないと、先生もわざわざ助けに来てはくれないんです。

どうしても宿題が分からなくて困ったときは、メールで先生に聞くこともできましたが、できれば本人の力で質問させたかったので、時間に余裕があれば、質問を一緒に練習して、聞くようにさせました。

この1年間、難しいながらも、与えられた宿題に必死にくらいついて取り組みました。英語のエッセイ、プレゼン、ポスター作り、小さな単語テストから、大きいテストもありました。算数も、慣れない英語で。さらに、スペイン語まで!

年度末には、G5の集大成として、エキシビションがありました。1年を通して学習してきたことに関連する何かをテーマとして、自分で調べてポスターや資料やジオラマを作り、自分のブースにセッティングして、見に来る人たち(親や先生や他学年の生徒たち)にプレゼンします。

PYPプログラム最後の大一番。

日本の気候変動や気候変動に対する取り組みについて、調べることにした次女。見に来る人たちにプレゼンができたかどうかは不明ですが、、ポスターはやジオラマ、丁寧に作ってなんとかやり遂げましたよ!本当にハードでしたが最後までよく頑張りました!

時間をかけて取り組んだエキシビション


三女の場合

まだ1年生ということもあり、一番のびのびと、新しい環境に馴染んだような気がします。英語ゼロの状態から、この1年でフォニックスをマスターし、毎週図書室で借りてくる絵本を音読することで、ずいぶん上手に読むことができるようになりました。アルファベットで書くことにもすっかり慣れて、英語の4線ノートに、しっかりとした字で書いています。

最初はあやふやだった、大文字小文字の区別もはっきりと。

クラスでは、周りの子が常に助けてくれていました。私と離れるのを不安がって教室に入り渋っている時、いつも誰かが声をかけてくれて、こっちだよ、って手を取ってくれるので、本当に(私が)救われていたんです。

泣いていたのは最初の1,2か月だけ。しばらくすると、教室でもリラックスできるようになったのか、「時々スイッチオフしちゃってる」と先生からの指摘が。
リラックスできるようになった+英語はまだよく分からない=スイッチオフ(ボーっとしてしまう)おーい笑

先生はよく気が付いてくれる人で、マメに連絡をくれて、本当に助かりました。三女が最初の1年を乗り越えられたのは、お友達と先生の助けのおかげです。

年度末に先生からもらえるスクールレポートには、次女も三女もお褒めの言葉がたくさん書いてあり、子どもたちの頑張りが認められたようで、感激しました。

1年間頑張ったね!
1年の最後には、学校で寝泊まりする楽しいイベントも。

2年目への期待

ポーランドという未知の国にやってきて、いきなり英語とポーランド語が飛び交う学校に放り込まれ(笑)、子どもたちは本当によく頑張ったと思います。そんな中でもお友達ができて、新しい環境に順応していく姿は、親として誇らしくもあります。2年目はどんな成長が待っているのかな?次の夏休みが来る頃にはどんな風になっているかな?楽しみです。


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