東京で自然と触れ合える場所 「多摩丘陵 小山田緑地」でお散歩スナップ
こんにちは、ポラックです。
(東京都公園協会HPより)
多摩丘陵とは高尾山麓を西端として町田市の神奈川県境を東端とする広大な丘陵地帯のこと。
ジブリ映画の「平成狸合戦ぽんぽこ」や「耳をすませば」の舞台もこの多摩丘陵。
もともとは自然の広がる地区だったようですが、平成狸合戦ぽんぽこで描かれた様に70年代の多摩ニュータウンの開発によってずいぶん自然が壊されてしまったようです。
それでも尚残る自然や田園風景が点在してるようで、今回はその中の小山田緑地という地域へと行ってきました。
我が家からは新宿経由で小田急線が早いんですが、人混みを避けるために中央線で立川へ。
立川から多摩モノレールで多摩センターへ。
ここから小田急線で唐木田駅へ。
今日はこの唐木田駅からスタートするコース。
東京都公園協会
最近東京都公園協会というものを知りました。
その東京都公園協会のHPには
「公園へ行こう」「多摩丘陵へ行こう」と色々と紹介されています。
前回の神代植物公園のことも詳しく書かれています。
「多摩丘陵へ行こう」のなかでもいくつかのコースを「ハイキングコースを歩こう」と題して紹介しています。
今回はその中のB-9 唐木田駅コース。
それでは出発
駅から小山田緑地へレッツゴー!
小田急線の車庫の横をとおり。
大妻女子大を越えると。
道路右手に突如順路の看板が。
いきなり綺麗な野鳥「ヤマガラ」に出くわす。
初めて見てびっくりしてちゃんと撮れず。。
道路の横道を歩けるみたいです。
自然のトンネルを越えて行きますと。
ここが小山田緑地への誘導標識のある場所。
これは小山田緑地への看板ではなく「多摩 よこやまの道」の案内です。
ゴミ焼却場の煙突を横目に進みます。
下っていくのかな?
道間違い注意!
ここを下らずに真っ直ぐ行くのが小山田緑地方面です!
私たちは間違えて下りて進みました。
さらに降りると。
ここで間違いに気づき引き返しました。
ご注意ください。
先ほどの分岐にしっかり「小山田緑地方面」と書いてありましたね。
ご丁寧にテプラも貼ってありました。
東京にもこんな景色が残ってたんですね。
コースには木の階段やベンチなどがキチンと整備されてます。
久しぶりにイナゴを見ました。
近所の公園では見かけない。
この日の東京は残暑の残る36度。
凍らせたペットボトルを3本持ってきましたが足りませんでした。
急な下りには階段が設置されているのでスニーカーでも大丈夫。
小さな登りと下りを繰り返しながら進む。
自然が気持ちいいが同時に激暑。
山中分園。
脇にはゴルフ場。
標識も至るところに。
トンボ池へ
先ずは本園・サービスセンターを目指しますが、途中でトンボ池を経由するコースで。
トンボ池方面へ
トンボ池の看板が見えました。
池まで板の道が整備されてます。
木漏れ日が綺麗!
まるで自然の楽園のようですわ〜❤️
キタテハです。
池にはオオシオカラトンボ。
他にもオニヤンマ・アキアカネ・ハグロトンボが飛んでました。
ギンヤンマも居るそうです。
今年は池が濁ってしまっているようです。
道路を挟んで。
本園・サービスセンターへ
順路を進みます。
アザミなんて子どものころはその辺に咲いてましたがね〜。
竹藪を越え。
誰ともすれ違わない。
これだけしっかりと整備するのは相当大変だと思うんですが。
私たち以外のひとが誰もいない。
なんだかもったいないですね。
一旦舗装された道に出て本園へと向かいます。
ちなみにこの舗装されたところまで飲み物の自販機などはひとつもないです。
暑い日は必ず駅で飲み物を買ってから来た方が良いです!
サービスセンターに到着。
みはらしの丘へ
ここからみはらしの丘を目指します。
人っ子ひとりいません。
みはらしの丘はこの先。
到着〜。
遠くに山が。
眼下には住宅が。
真ん中の突起は丹沢の塔ノ岳。
雲を被ってる付近が丹沢山と蛭ケ岳付近で、その奥に富士山が見えるらしい。
こちらは大山。
テーブルとベンチがたくさんあります。
この広場も放っておいたら草が生い茂って歩けないはずですが綺麗に整備されています。
ヤマトシジミ。
ダイミョウセセリ。
エコパッチといって敢えて草などを残して自然を観察できるようにしてあるんだそうです。
みはらしの丘を後にします。
小山田の谷へ
トイレも何箇所かあります。
途中で今日初めて人とすれ違いました!
小山田の谷。
ここには3つの池があります。
池の上の板道を歩いて。
季節的に花は少ないみたいです。
反対側から回り込んで戻ります。
石畳の道をサービスセンターまで戻ります。
吊り橋へ
サービスセンターまで戻ったら吊り橋とアサザ池を通って帰ります。
吊り橋が見えてきました。
階段を下り。
吊り橋を渡り。
アサザ池へ
だんだん薄暗くなってきちゃいました。
登山とまではいかないですが、なかなかいい運動になります。
アサザ池に到着。
絶滅危惧種のアサザは。
咲いておりませんでした!
でも色々な植物と出会えました。
帰りますか〜。
サルスベリが咲いてます。
里山の田園風景ですね〜。
結構大変な道のりでしたが自然に癒されます。
夕焼けに黄昏る。
草が照らされて輝いてます。
夏もそろそろ終わりですかね。
戻ってきました〜。
いや〜、疲れた。。
帰りは駅の近くに美味しい蕎麦屋さんがあるようで寄ってみました。
腹ぺこ過ぎてがっついちゃいました。
オススメです。
感想
奥多摩以外に東京でここまで自然の残る場所があるとは知りませんでした。
しかもかなりしっかりと整備されていました。
整備されつつも自然を味わえるように考え、かなりのお金がかかっているんではないかと思います。
たまたまかもしれませんがすれ違ったのは3人だけでしたので、これはかなり勿体ない気がします。
誰もいないのでマスクを外して堂々と歩いてもいんじゃないでしょうか。
たくさんの植物や昆虫とも触れ合えるので子どもも喜ぶ場所だと思います。
私のような写真好きの人もスポットとして良いでしょうし、秋になればまた違った表情を見せてくれそうです。
多摩丘陵は昨今の密を回避できて楽しめる穴場スポットといえるでしょう。
今回の機材
写真のレタッチはこちらを参考にしてます。
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