ロードバイク購入から1年の振り返り 始めたキッカケは?
キッカケ
そもそも私がロードバイクに乗り始めたキッカケは今思えば修理したカメラの試写に行く為。
カメラを直しては近所の公園などを回ってフィルム写真を撮っていたが、同じ場所で写真を撮るのに飽きてしまいもっと別の場所で写真が撮りたいと思い始めた。
そんな時にたまたま通りかかったロードバイクを見かけてなんか良いなと思った。
FUJI Ballad R 納車
そして数日後にはFuji Ballad Rが家に。
過去の写真を探してみると納車は2021年5月22日。
当時はロードバイクに関する知識ゼロでなんとなくクラシックな佇まいとホリゾンタルに近いジオメトリーでクロモリってことくらいを調べて購入。
最初は近所を走ってみたり少し足を伸ばして多摩湖自転車道で多摩湖まで行ってみたりと、10代の時以来自転車で何十キロと走ってみて感じたのはとにかく楽しいこと。
修理したフィルムカメラの試写目的で買ったロードバイクがあまりに楽しくて、試写よりも乗ること自体が目的に変わりつつあった。
カメラバッグにカメラを4台も入れてそこらじゅうを走っていたのでカメラが重かった。
初の遠出で江ノ島へ
購入から3ヶ月後に往復140kmほどの江ノ島まで行ったのが初の遠出。
この日は真夏のかなり暑い日で帰りには熱中症になりかけたが、杉並区の自宅から江ノ島まで自転車で行けることの驚きと旅感が堪らなく楽しく感じた。
奥多摩湖へ
遠出があまりに楽しく次の週には奥多摩まで。
そもそも自転車の楽しみ方を知らずになんの目標もなく乗り始めた私だったが、この頃からなんとなく遠くまで行くことが楽しいと感じ始めた。
グラベルロード FUJI Jari 1.3 購入
Ballad Rに乗っていて1番感じていた不満は変速がダブルレバーだったこと。
そして乗り味が硬い。
他のロードバイクに乗ったことがないので乗り味はカーボンだからとか色々とあると思うが、タイヤが細い(と言っても今思えば28cは太い部類だが)のが原因か。
私はレーシーな走り方を求めていないし、案外舗装路も凹凸が多いからグラベルロードは良いんじゃないかと考えて購入。
Jariは変速もSramのダブルタップで今までと比べ物にならないほどスムーズ、車体の乗り味も太いタイヤは安定感と振動吸収性があって自分にはこちらが合っていると感じた。
Ballad Rは地元の兄にプレゼントして私はJari 1.3をメイン機に。
多摩川サイクリングロードへ
秋になる頃には多摩川サイクリングロードを走ってコンスタントに100キロほどを走る様に。
段々と走ることに慣れてきてペダリングを意識したり、サイコンを付けて自分の走っている速度を知ったのもこの頃。
ただ走るだけでも楽しいけど数字を気にしたり早く遠くへを意識するとまた別の楽しさがある。
荒川サイクリングロードへ
我が家は多摩川CRも荒川CRも10キロほどで着くことができて案外良い位置かも知れない。
荒川サイクリングロードは今まで走ってきたところよりも多くのサイクリストがいて速い人が多いことに驚いた。
ひたすらに遠くまで行ける気がして秋から冬にかけては毎週の様に荒川CRを走った。
左岸、右岸共に上流から下流方面までの道や入間川CR、比企自転車道路なんかも行ってみたりと。
この頃にはサイクルジャージとビブも装着。
膝痛い問題
夏頃に行った奥多摩では膝の前側が痛み、どうやらペダリングに問題があるようだった。
踏むのではなく廻すペダリングというやつ。
廻すことを意識して走ると100キロ以上走っても問題なく走れる様になったが、冬になる頃に膝の裏側が毎回痛くなる。
この頃は入間川CR経由で飯能の山に行くのにハマり出したが、峠に着く頃には膝が痛くなる。
1ヶ月以上続くのでポジションだったりペダリングを改善しても直らず。
ふと痛くなる前との違いを考えるとSPDシューズを変えたことを思い出した。
そしてクリートの位置を再度確認すると随分と後ろ側に付いていて気にもしてなかった。笑
クリート位置を変えたらあっさり改善されたのには驚いた。
ロードバイクのポジションだったりクリート位置だったり少しの違いがこんなに人体へ影響するもんかと知った。
真冬には氷点下の奥多摩へ。風張峠に登り都民の森経由で多摩川CRで帰ってきたり。
ときがわ町から白石峠、堂平天文台へと行ってみたりと冬は自転車寒すぎだが走り回った。
この間も途中でパンクしたり、フレームのどこかからパキパキ音がする問題とかとにかく身体と自転車のどこにも不調がないことがないくらい色々と起こる。
それが自転車のメンテナンスや知識を深める良いキッカケにもなったが。
パニア・ロードプラス・フレームバッグ
春になる頃はパニアスタイルでカメラとレンズを積んで幸手権現堂へ。
いずれは自転車旅を目論んで準備している。
Jari 1.3を購入当初から1番やりたかったのがロードプラス化。
見た目も走りもかなり気に入っている。
もともと40cのタイヤで充分に太く普通のロードバイクに比べれば柔らかい乗り心地だと思うが650×47bのタイヤはホントにフワフワで乗り心地抜群。
音もバスケットボールみたいな音がする。
走り出しが重くなるなんて意見も聞くが、私的にはもともと重かったのか違いは全く感じずメリットしかないと思う。
Blue Lugでフルフレームバッグをオーダー。
Jari 1.3は私のサイズだとフレーム3角が狭く既製品だと合うものがない。
やはりジャストなフレームバッグは良い。
ロングライドの魅力にハマる
春以降は江戸川サイクリングロードへも足を伸ばしたり荒川サイクリングロードを一周して200キロ以上を走る様に。
もともとは写真が撮りたくて始めた自転車も1年と経たず200キロも走る様になった。
ロードバイクの楽しみ方は色々とあり競技として楽しんだりゆるーく走ってみたり、オシャレに改造してみたり、グラベルをガンガン走ってみたりと様々。
そんな中で自分が自然に好きになったのがロングライドかもしれない。
このジャンルはキャノンボールと言って24時間で500キロ走ったりブルベという競技だったりと細分化できるが私はとりあえずただただ今は遠くまで行くのが楽しい。
知らない土地へ自分の身体と自転車のみでどこまで行けるのか。
自分の限界に挑戦しつつ知らない土地の風景を写真に納めたりその土地の食べ物を楽しんで行けたらと思うのであった。
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