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ポーラ美容・エステの考え方と身体心理学の考え方を掛け合わせた幸せにつながる『入浴ルーティン5か条』を提唱

こんにちは、「POLAサステナビリティ公式note」です。

 みなさんは、ポーラ内に、『幸せ研究所』があることをご存じでしょうか。『ポーラ幸せ研究所』は、日本に根付いた湯船に浸かる入浴習慣によって、幸せを感じられる人を増やしたいという思いから、ポーラ美容(*1)・エステの考え方(*2)と身体心理学の考え方を掛け合わせた、幸せにつながる『入浴ルーティン5か条』を考案しました。

(*1)ポーラ美容では、「美容とは、私をいつくしむこと」と定義しています。
(*2)ポーラエステの考え方の内、手技のポイント(手を密着させる、さすること)

今回は桜美林大学リベラルアーツ学群 教授の山口 創先生にも身体心理学の観点から監修・考察いただきました。少し専門的なお話になりますが、是非お読みいただきたい山口先生の解説です。

ポイント1:幸せへのマインドづくり

思考は幸せホルモン「オキシトシン」分泌を邪魔してしまいます。オキシトシンを出すため、思考を手放し、感覚に集中することが大切です。また、無意識より意識的に触れた方がオキシトシンが出やすいとされています。相手を思いやる気持ちになるとオキシトシンが出るため、相手を思いやるように自分を思いやり、慈しむことも大切です。お風呂の中に携帯を持ち込んだり読書したりする方もいますが、入浴中は自分と向き合う時間。内側に気持ちを向けるようにすることがおすすめです。

ポイント2:手のひらを大切に使う

手のひらで自分の身体に触れるとオキシトシンが出ます。また、触れることで慈愛ができるので、入浴×さすることの2つに幸せの相乗効果があります。自分に触れると内側に意識が行きやすくなり、自分がクリアに見えてきます。湯船に浸かって手で身体をゆっくりとさすったり、ボディウォッシュ時も手で身体を洗うようにするとオキシトシンが出ます。セルフハグも効果的です。触れる時の速度は1秒に5cm進む程ゆっくりを意識して、圧としては500gペットボトル1本くらい。手のひら全体で行うと、圧が分散されて心地よく感じます。

ポイント3:ルーティン化する

ルーティンにすることによって、感覚に集中でき、幸せ効果(オキシトシンが出る量)が高まります。

山口先生のプロフィールです。

幸せ研究所の研究で考案した、『入浴ルーティン5か条』と『慈しみ入浴メソッド』

さらに幸せ研究所は、『入浴ルーティン5か条』を定め、それに基づいて、幸福感を高める『慈しみ慈しみ入浴メソッド』も考案しました。

◆幸せにつながる『入浴ルーティン5か条』
①考え事を考え事をいったん手放す
②自分を慈しむ気持ちになる
③湯船に浸かり、手で身体をゆっくりとさする
④身体を手で洗う
⑤入浴ルーティンを通じて自分の状態・気持ちに気づく

◆『慈しみ入浴メソッド』

慈しみ入浴メソッドのイメージです。

『入浴ルーティン5か条』の効果を調査

【調査概要】
調査実施機関:株式会社ポーラ
調査期間:2024年1月12日から1月22日
調査方法:20~50代の男女16名を対象に、
A.シャワーのみ、
B.湯船に入浴のみで幸せにつながる入浴ルーティン5 か条は無し、
C.幸せにつながる『入浴ルーティン5か条』実施
をそれぞれしていただき、VAS法アンケートにて実施前後での心身の状態を表す各項目の点数の差を算出しました。

【調査結果】
·A.シャワーのみよりも、B.湯船に入浴をした方が、心身に関するプラスの項目のうち、「リラックスした」「ほっとする」
「人に優しくできそう」「身体がぽかぽかする」「よく眠れそう」「幸せを感じる」の6つの項目が増加しました。
·B.湯船に入浴するよりも、C.幸せにつながる『入浴ルーティン5 か条』を実施した方が、心身に関するプラスの項目のうち、
「やる気がでる」「幸せを感じる」の2つの項目が増加しました。

皆さまも是非、お試しください!

『入浴ルーティン5 か条』の調査結果です。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
日本人は毎日のように湯船に浸かる生活習慣があり、入浴文化が紡がれてきたと言われています。『入浴ルーティン5か条』は、入浴が幸せに結びつく理由を紐解き、さらに幸福感が高まるような入浴ルーティンであることがお分かりいただけたかと思います。ポーラ幸せ研究所は、引き続き研究を重ね、幸せを感じられる方を増やしていきたいと考えます。