「がんと共に生きる」フレンドリーアクション
こんにちは、「POLA サステナビリティ公式note」です。
皆さん、9月が「がん征圧月間」であることをご存じでしたでしょうか?がん予防に対する意識啓発を目的として、がん征圧全国大会ほか、全国で様々な広報行事を開催し、適切な予防や早期発見、早期治療を呼びかけが行われました。
当社も「がんと共に生きる」すべての人が、かけがえのない存在として認め合う社会を目指しています。その社会実現に向けた当社の取組をいくつかご紹介させていただきます。
がん共生プログラム
ポーラには「がん共生プログラム」があります。がんに罹患したポーラで働く仲間が仕事を諦めることなく、「就労と治療」の両立をいかに実現できるかを考え、設計したプログラムです。がんに対する理解を深めることを目的に、就労サポート制度がまとめられたプログラムブックの配布,がんに対する基礎知識や最新の活動状況を月に1回以上更新するイントラネットで公開。がんが、より身近なものであるという意識を高める活動を行っています。
フレンドリーショップ(がん共生)
直接お客さまに接するポーラの「ビューティーディレクター」に対しポーラが「がん共生プログラム」を実践する意義、罹患者のお客様やそのご家族から求められている事について徹底的にディスカッションを実施。その過程を踏まえ「ポーラのお店」でできるアクションを明確化しました。例えば、闘病により変化する肌や体に対して、どのようなケアやメークができるかなど知識習得の研修を実施し。罹患者やその家族、支える方々を接客の際、寄り添う接客ができる知識を習得したショップを全国に広げています。
(実際にビューティディレクターが学ぶ研修動画の一例です)
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ピンクリボンのお宿
ホテル・旅館のアメニティ事業を行う部門では、乳がんに罹患された方のためのスキンケア・メークのアドバイス冊子を制作。この冊子は「ピンクリボンのお宿ネットワーク」に加盟している全国100か所以上の宿泊施設で配布しています。「ピンクリボンのお宿ネットワーク(会長:畠ひで子=匠のこころ吉川屋女将)」とは、乳がんを患い、手術を受けて回復の道を歩みながらも、術後の痕を気にして旅をあきらめてしまうという方たちに、もう一度、誰の目も気にせず旅に出かけてもらい、心ゆくまで旅館・ホテルでの入浴などを楽しんでいただきたいという目的で、全国の病院・看護団体とホテル・旅館が連携し、旅をサポートするために2012年に設立された団体です。
この取り組みは新聞にも掲載されました。
「がんアライアワード」3年連続ゴールド受賞
[アライアワード]は、がん治療と仕事の両立支援する取り組みに対し、年に一度、継続的にこの課題に取り組む企業・団体を表彰し、広く世の中に発信しています。ポーラの様々な取り組みが認められ、2022年、がんアライ部主催の「がんアライアワード2021」でゴールドを受賞しました。2019年から4年連続でゴールド受賞です。
リレーフォーライフ
1985年、一人の医師がトラックを24時間走り続け、アメリカ対がん協会への寄付を募りました。 「がん患者は24時間、がんと向き合っている」という想いを共有し支援するためでした。同様に日本でも開催されており、ポーラでも多くのショップが、ともに歩き、 語らうことで生きる勇気と希望を生み出したいというこの活動に参加しています。
がんは⾝近な病気であり、⽇本⼈の2⼈に1⼈が生涯でがんに罹患するといわれています。働く世代が罹患をすることも少なくありません。がんに対してのアクションは企業にとって他人事ではなく、取り組むべき課題です。
これからも「がんと共に生きる」すべての人が、かけがえのない存在として認め合う社会を目指していきます。