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千葉市美浜区で女性農業者グループを応援!食べて広めてお互いHAPPY

みなさん、こんにちは、「POLAサステナビリティ公式note」です。
2029年にポーラは100周年を迎えます。「私と社会の可能性が信じられるつながりであふれる社会へ」をビジョンに掲げ「We Care More. 」を行動スローガンに、人・社会・地球へ、ケア=心づかいを拡げています。

2024年10月21には全国のショップやビューティーディレクターが「We Care More. 」な取り組みを発表する「We Care More. フェスティバル」を開催しました。

多数応募があった中、「直接発表し、想いを伝えたい」というウィル(will)があふれる発表が5件ありました。今日は2例目の内容を紹介していきます。
 
活動の背景
千葉県は全国有数の農業地域であり、多様な農作物が生産されています。しかし、千葉市美浜区は埋め立て地であるため、実際に農業を営む農家の数は限られています。

千葉県印旛地区の女性農業者によるグループの姫農さんは農作物を他地域の消費者に届けたいという強い思いを抱ていました。一方で、ポーラ ザ ビューティ マリンピア稲毛海岸駅前店がある美浜区では新鮮な野菜を農家から直接購入したいと考えている住人が多数いました。

姫農さんが生産している農産物・加工品

双方のニーズが一致したことが、千葉市内でマルシェが開催され、姫農さんとポーラのコラボレーションに繋がりました。
 
姫農さんとは
姫農-Menou は、印旛地域(佐倉市、八街市、印西市、栄町、成田市、富里市、四街道市、酒々井町、白井町)の親元就農の人、結婚を機に就農した人、脱サラして就農した人など様々な若手女性農 業者(20~50 代)11名の女性農業者グループです。

大規模な水田と畑地が広がる印旛地域で、水稲、野菜、果樹、花き、農産物加工 等の農業経営をし、経営を発展させるための学習活動をしています。それだけでなく、地域のイベントやお祭りに参加し新鮮な農産物を提供したり、食育活動を実施しています。

姫農さんのロゴ


マルシェに向けて
農産物の研究、生産、販売まで一手に担う姫農さんにとってPR活動は、特に繁忙期にはとても負担となっていました。

マリンピア稲毛海岸駅前店はマルシェの成功には、負担を軽減し、情報発信することが重要な役割を果たすと考えました。

特に、インスタグラムを活用したプロモーション活動を行いました。出品予定の野菜や加工品の写真、農家の紹介、過去のマルシェの様子などを投稿し、フォロワーとのコミュニケーションを図りました。

同時にお店のお客さまにも「姫農さんのインスタを見てください」と案内することができ、スムーズな情報提供を実施しました。
 
マルシェ当日の成果
彼女たちは、当日朝の2時、3時から収穫や加工を行い、準備に奔走していました。その努力が実を結び、マルシェ当日は多くの来場者で賑わい、初めて「完売御礼」という成果を収めました。

来場者からは「楽しみにしていた」という声が多く聞かれ、姫農さんにとっても嬉しい結果となりました。来場者の笑顔や満足感が見られることは、農家の方々にとって大きな励みとなったことでしょう。

他地域でもマルシェを初開催


 
食育活動としての意義
また、別のマルシェではお子さん向けにクイズ大会も企画され、親子連れで賑わいました。このような活動は、単に楽しむだけでなく、食育の一環としても重要な役割を果たします。

子どもたちが農業や食の大切さを学ぶ機会を提供することで、地域全体の食に対する意識向上にも寄与しています。
 
異業種交流の場としての可能性
マリンピア稲毛海岸駅前店では8月には新BAメークの発売に合わせて、メークショーを行いました。このメークショーでは、姫農さんのメンバーをモデルとして起用し、双方のインスタグラムで積極的に告知を行いました。

メークショーの様子

これにより、事前に多くの関心を集め、当日は農産物を通しての異業種交流だけでなく、美容を通じた異業種交流の場としても機能しました。農業と美容の融合で来場者に新たな情報を提供することができました。
 
 
小山美香さんのメッセージ
姫農さんのリーダーである小山農園の小山美香さんからのメッセージでは「働く場所は異なりますが、同じ女性として輝ける場所を作ることはとても重要だと考えています。今後もたくさんの取り組みを行いますので、ぜひ期待していてください。」とのお言葉を頂きました。

メークショーのモデルで活躍する小山さん

 おわりに

姫農さんとマリンピア稲毛海岸駅前店のマルシェは、地域の農業を支えるだけでなく、新たなつながりを生む機会を提供しています。来場者は新鮮な農作物を楽しむだけでなく、地域の農家やその活動に触れることで、農業への理解を深めています。

今後も、両者の地域貢献を目指した活動が続けられることが期待されます。地域の農業と消費者をつなぐ重要な役割を果たすマルシェの今後の展開に注目です。